SJW店舗ウォッチング
オークワ貝塚三ツ松店(大阪府貝塚市)
早い時期から大阪に進出した、和歌山が地盤のオークワでは、店舗の改装が相次いでいる。空いたテナントに100円ショップを入れ、食品売場の日用雑貨を移動するなど、住関連商品を強化したが、「食料品を買うついでに日用品を買いたい」と言う声が多く出て、元に戻した店舗がある。一旦やったらテコでも動かないのではなく、常に「改善し続ける」ことを優先した好事例だ。
大阪南部の関空にも近い貝塚市の内陸部にある「オークワ貝塚三ツ松店」。2018年11月16日、開店14年を経て大改装した1,000坪強のSSMだ。南海本線貝塚駅から単線だが水間鉄道が通じており、早くからベッドタウンとして発展してきたところだ。
什器を低くし、天井のLEDスポット照明とセラミック床に張り替えた効果で、驚くほどの開放感が実現。惣菜売場と農産売場を前面に打ち出す最新の売場が出現した。店舗の右側にあった、TSUTAYAショップが退店した後に、プロパー売場から日用品や家庭用品などを移した。化粧品や薬品などは「サフランコーナー」としてショップ展開、従来はなかった約100坪の「ダイソー」コーナーも新設した。
新たに食品売場に生まれたのは、ゴンドラ3本ほどの300円均一の商品などでまとめた「生活雑貨」ショップだったが、これが不評だった。「これまでのように、食品を買うついでに日用品を買えるようにしてほしい」という要望が多く寄せられた。
「社内で何度も検討して改装したのだから、次の改装までこのままでやってみては…」とズルズル手直し時期が延びるものだが、オークワの判断は違った。1月末に2日で移設工事を完了。「お客様の声にすぐ対処する」姿勢を貫いた。(2月11日号に、改装店レポートを掲載予定)
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