SJW店舗ウォッチング
平和堂 フレンドマート交野店
スーパーの店舗を取材していると、その時々の世の中の情勢や、当該企業の取り組みが新しい売場の形で表れるのが面白い。その店舗を見た業界関係者が、情報を持ち帰っていろいろ検討し、また別の形で「進化した売場」になる。大阪府東部の郊外にオープンした平和堂「フレンドマート交野(かたの)店」は、イートインの進化系で参考になる形態だ。
大阪と京都を結ぶ南側の部分は、北河内(かわち)と呼ばれ、古くから交通の要衝として発展してきた地域だ。2月15日にオープンした平和堂フレンドタウン交野に入るSM「フレンドマート交野店」は売場面積が2,164㎡(656坪)あり、イートイン周りに新趣向がある。
ベーカリー、ピザ・クレープ、ジュースバーを一体化させて配置、専用の「イートインコーナーレジ」を設け、メインレジに行かなくても気軽に利用できるようにした。イートインは、カウンターやソファータイプのテーブル席を合わせると59席ある。フレンドタウンの正面入り口には、フレンドダイニングという147席のフードコートがあるのにも関わらず、である。
平松正嗣社長は「多くの人に来ていただき、ゆっくりしてもらえるスペースが多くあるのは、マイナスではない」と店舗説明会の席で語った。隣接するスペースで、数々のイベントが計画されており、単なる飲食ゾーンには終わらせない計画だ。
「モノを売るだけの施設ではありません」というメッセージをどうやって届けるのか、定着するまでが大変だが、西隣が「藤が尾小学校」という立地。子どもたちの歓声の中に、ヒントがありそうだ。ネバーフッド型というNSCの頭文字の意味が具現化するはずだ。(P08~11にフレンドマート交野店の新店レポートを掲載)
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平和堂 フレンドマート交野店(フレンドタウン交野)
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