SJW店舗ウォッチング
無印良品錦糸町パルコ
3月15日(金)に「無印良品大宮マルイ」(売場面積574坪)、16日(土)に「無印良品錦糸町パルコ」(同846坪)とたて続けに大型の新店をオープンした良品計画。両店とも売場でビジュアルMD(マーチャンダイジング)を展開している。社内用語で「OSウォール」と呼んでいるが、自社のオリジナル商品を一つピックアップして、壁のように大量に商品あるいは商品の一部を陳列。お客の注目を惹く戦略で、無印良品の商品特徴をアピールする。
良品計画がOSウォールを幾つか店内に配置したVMDをスタートさせたのは2018年11月20日にオープンした「無印良品近鉄四日市」(同666坪)から。売場面積500坪以上の大型店に配置して、現在、その効果などを検証している段階にある。
大規模商業施設ではデベロッパーが館内の魅力度を高めるために、無印良品に大型店の出店を要請しているケースが増えている様子。2018年3月20日には売場面積1,300坪と世界最大の無印良品の店がイオンモール堺北花田の1階に誕生しており、これまで衣料と住居関連にグロサリーが中心だった無印良品だが、青果や鮮魚・精肉といった生鮮3品やデリカも取り扱う。良品計画は昨年9月28日に冷凍食品も新発売。新店や改装店には冷凍食品コーナーを設けて、冷食コーナーのある店舗を増やす計画だ。
注目は、4月4日に読売並木通りビルにオープンする「無印良品 銀座」だ。世界旗艦店という位置づけで、新しい商品やサービスを展開する予定。「日替わり弁当お届けサービス」もスタートする。地下1階~地上6階までの7フロアで展開し、地下1階はムジダイナーとして飲食施設を営業する。さらに6階~10階にはムジホテル銀座が開業する。無印良品は次々と新たなチャレンジを進めている。
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