SJW店舗ウォッチング
マルヤス メルヴィフードホール亀山店(三重県亀山市)
三重県下で食品スーパーを12店舖展開するマルヤスが昨年12月13日、亀山市でオープンした「マルヤスメルヴィフードホール亀山店」の店内で写した表紙写真。左上は「藤次郎」と名付けられた寿司レーン。その下は精肉売場の間にある店内ショップ「和牛焼肉研究所」だ。右上は「手づくりチーズ工房」で、モッツァレラチーズはすぐに売り切れる。右下は店頭にある農園。収穫された野菜は店内のレストランで提供される。
令和の大型連休中は、店内のレストランに設けられた寿司レーンに押し寄せた家族連れなどで、最大2時間待ちの大賑わいだった。売場で使う生ネタがウリで、回転寿司よりワンランク上が受けたようだ。
松阪牛の本場だけに、店内に設けられた焼肉店も好評だ。価格とグレード、分量、雰囲気がマッチしている。「焼肉研究所」とあるが、コンサルタントが入っているわけではない。手づくりチーズ工房では週1ペースで、モッツァレラチーズが作られている。担当は専門家に指導してもらった下川店長の役目だ。ジューシーなソーセージも製造している。こちらは副店長が担当する。
フルーツ専門店がルーツだけに、青果売場は一見の価値があるが、それだけではない。店頭に野菜栽培を手掛ける「みずきが丘農園」がある。店舗裏の住宅街の地名から命名した。目の前にマックスバリュ亀山みずほ台店がある立地だけに、これも面白い試みだ。
三重県の北部の亀山市は、シャープが「亀山モデル」として液晶テレビで世界に打って出た工場があるが、その後の展開は急変した。こちらはスーパー版の「亀山モデル」。大手では不可能な取り組みだが、食の安全・安心に真正面から取り組み、新たな施設を展開し、果敢に挑戦している。
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売場の4割を占めるデリカゾーン「あってよかった、あてにされる店舗」に
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安本産業 [お米だけでつくった日本生まれのおいしいドレッシング]
お米の力で野菜本来の甘みをぐっと引き立て
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