コモディイイダは9月26日(木)、7年ぶりの新規出店となる「コモディイイダ赤塚新町店」を東京都板橋区にオープンした。同社の最近の新店は閉鎖したライフの居抜きが多く、岩崎吉春社長が就任した2016年からは、2017年10月にオープンした朝霞仲町店、2018年12月オープンの三郷店、2019年1月オープンの北春日部店と、いずれも撤退したライフの居抜きだった。
初期投資額に10億円を投じた赤塚新町店は、岩崎新社長となって初めての純粋な新規出店となり、居抜きではない新店としては2012年10月オープンの野田店や同年11月オープンの東大宮店以来となる。「コモディイイダ赤塚新町店」は1階に253坪の売場があり、2階には生鮮3品や惣菜、インストアベーカリー、焼き芋の作業場を配置して144坪のバックヤードを設けている。当初は敷地が717坪と狭いためピロティ式の店舗も検討したが、結局は今回の形で出店。来年4月に東京都葛飾区にオープン予定の「コモディイイダ金町店」(仮称)も同じスタイルでの開発を計画している。
赤塚新町店では売場出入口を1カ所としてワンウェイで買物ができるレイアウトとした。売場から入るとすぐ左側に15席の休憩スペースを設け、右側の壁面にはインストアベーカリーを配置し、その前に青果売場を展開。次にデリカを配置し、鮮魚、精肉、日配、飲料、酒と続き、セミセルフレジ5台と通常レジ1台の集中レジを常設している。
生鮮3品では特に簡便・即食商品を強化し、冷凍のミールキットやフライパンで簡単に調理できる味付け肉、肉または魚と野菜、調味料がセットになったチルドの食材キットなどフルラインで品揃えしている。都内で39店、総店舗数は83店となり、年商で920億円を超えているコモディイイダは赤塚新町店から都市型SMとしての新たなスタートを切った。
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