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No.1050-2019/10/28

千葉県松戸市のシンボルを目指す 生活交流拠点

「テラスモール松戸」開業

No.1050号

人々が集い憩うSC


  「豊かに・楽しむ・毎日の暮らし」を開発のコンセプトに、住友商事グループが10月25日に開業した大型SC「テラスモール松戸」が千葉県松戸市で営業をスタートさせた。松戸のシンボリックな生活交流拠点を目指しており、施設全体の環境コンセプトを「陽だまりの庭」として、人々が集い憩う空間を創出した。


  住友商事グループとしては2011年に神奈川県藤沢市に開業した「テラスモール湘南」に続いて2件目のテラスモールシリーズとなる。先の「テラスモール湘南」は成功を果たしており、年間の来館者数は初年度の2,370万人から1,820万人と落ち着いており、年商は初年度の509億円から昨年度は554億円とアップしている。


  「テラスモール松戸」は松戸北部市場跡地を開発。敷地面積は東京ドームとほぼ同規模の4.9万㎡、賃借面積は4.2万㎡。地上4階建ての建物で、テナントの総店舗数は177店。駐車台数は約2,000台。年間来館者数は1,060万人を想定し、初年度の年商目標は270億円を見込んでいる。


  館内には約750席のフードコートを3階に配置する他、2階にはレストランゾーンを設けている。2階の中央部の吹き抜け空間にはイベントステージを常設し、地域の発表の場を提供。3階のフードコート付近には聖徳大学と共創したキッズスペースも設置する。テナントではスポーツ用品を扱わず、カジュアル衣料を中心としたスポーツオーソリティの新業態アーバンステージが初出店。1階にはテラスモール湘南と同様にサミットストアが営業。10月23日には地域住民の600組・1,200人を招待して試食会(2018年11月に出店したサミットストア三田店に続き2回目)を開催した。


今週の目次




今週の業界トピックス

セブン&アイ・HD 衣料、服飾雑貨、住居で自主MD廃止、食品館を分社化
新日本スーパーマーケット同盟 カード会社の新設を検討、
 全国組織の規模を活かす
日本チェーンストア協会 レジ袋有料化義務化で対象外袋を出さないよう要望
国分グローサーズチェーン スマホ用の食品ロス解決アプリを実験導入


本誌創刊22周年記念特集

転換期迎えた、スーパーマーケット経営
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転換期迎えた、チェーンストアの商品政策
3つの約束「圧倒的な美味しさ、人への優しさ、
地球(マチ)への優しさ」を具現化する
 ローソン 中食商品本部本部長補佐 友永 伸宏 氏


SJW新店レポート

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  コモディイイダ 赤塚新町店


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 国産初の食品添加物不使用のアーモンドミルク


ミールキット特集 |SM業界で拡販が進むミールキット(下)

 宅配は順調なチルドのミールキットだが、売場では試行錯誤中


メーカー トピックス

 日本緑茶センター ホットワインが手軽に作れる
 「ホットワインハーブミックス」発売
 オエノングループ・福徳長酒類 
 第8回福岡県酒類鑑評会で福岡県知事賞を受賞


今週の開店情報


今週の大店立地法公示速報


交差点

防災意識の高まり



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