ヨドバシ梅田タワー内「LINKS UMEDA」(大阪市北区)
大阪・梅田の一等地に、家電量販大手のヨドバシホールディングスが11月16日、大型商業施設「LINKS(リンクス)UMEDA」を開業した。JR大阪駅の北側にある「ヨドバシ梅田」に隣接する駐車場にヨドバシ梅田タワーを建設したもので、地下1階には近商ストアと明治屋の店舗が入居した。駅の北側500m圏では、普通のスーパーがなく、こだわり品のニーズもあるので、2社に白羽の矢が立った。
「ヨドバシ梅田」が誕生したのは2001年11月。国鉄清算事業団から1,010億円で土地を取得した話は世間を驚かせた。「ミナミの日本橋の電気街に、東京資本の家電量販店が対抗するのは無謀、商習慣が違うので、ポイント制度など受け入れられるわけがない」とされたが、見事に外れた。
「LINKS UMEDA」には、飲食店やユニクロ、ニトリなど約200の専門店が入っているが、スーパーを入れるには“賛否両論”があった。「ヨドバシ梅田」の開店当初、地下2階には魚喜がスーパーを、駅ナカの伊勢丹もスーパーを導入したが、いずれも撤退の憂き目に遭った経緯があるからだ。
なのになぜ? ヨドバシ建物の安藤修一・取締役は「色々、マーケティングをした」と明かす。「来店客は仕事が忙しい20~50代のオフィスワーカーが中心。昼食需要もあるし、勤め帰りに買い物をする人も多い。一方、休日はファミリー層にシフトする。だから地域一番、1,200台の駐車場も用意した」。
「敷居の高い商品はやめ、日常づかい、普段づかいの新鮮で安いものを提供してもらうために近商ストアさん。少量でいいものを食べたいという人には明治屋だ」。西側のグランフロント大阪と東にある新阪急ホテルを結ぶデッキも新設される。タワーマンションの建設も進み、明らかに潮目が変わった。(次号以降に「LINKS UMEDA」の2店舗の新店レポートを掲載)
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