新しいマーク、屋号で開店したヨークフーズちはら台店
セブン&アイグループの首都圏でのスーパーマーケット事業はこれまで、主にイトーヨーカ堂の食品館とヨークマートで展開されていたが、今回の統合で、ヨークマートから商号変更するヨークが首都圏SM戦略を牽引することが鮮明になった。
ヨークマートは、これまでヨークベニマルとの連携を進め、店舗設計、マーチャンダイジングなどのノウハウを得てSM業態を確立しつつある。そのヨークマートが、食品館をイトーヨーカ堂から吸収分割の形で事業統合するものだ。
イトーヨーカ堂の食品館は、都市型300坪SMとして、2010年10月1日に開店した「食品館阿佐谷店」がその第1号店。それまで出店空白地だった、新宿、中野、杉並、品川、港区など都心部の高密度マーケットをターゲットに「小規模ながらも上質品にウエイトを置いた、ミールソリューション型のSMを出店する」と当時の亀井淳イトーヨーカ堂社長は構想を話していた。当時、「1年間で10店を開店して、ノウハウを蓄積すれば、100店までは比較的順調に行ける」と自信を見せていた。
しかし、その後、現在までの約10年間で食品館と名称の付く店舗で新規開店したのは21店に留まる。けっして順調に成長したとは言い難い現状。
そこで、今回、セブン&アイが全額出資して資本金を30億円に増資、システム統合などを一気に進めて、新生会社の下で首都圏でのSM事業の遅れを取り戻そうというものだ。
ヨークへ移管するイトーヨーカドー食品館は、阿佐谷店、梅島店、王子店、石神井公園店、新宿富久店、千住店、立石店、中野店、練馬高野台店、三ノ輪店、早稲田店、厚木店、上大岡店、鎌ケ谷店、小手指店の15店。(2~9頁に関連記事)
セブン&アイの新生SM1号店として全てのノウハウを結集した店舗
ヨークフーズ ちはら台店
セブン&アイ・ホールディングス
4つの店舗フォーマットで首都圏SM戦略展開
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