新しい生活様式へ、コロナ感染防止策を公開
(イオンモール幕張新都心で)
5月28日、緊急事態宣言の全面解除を受け、イオンモールが全国で営業を再開。再開にあたって同日にはイオンモール幕張新都心及びイオンモール全店で実施する新型コロナウイルス感染防止策の取り組みを公開した。
館内に8か所ある出入り口ではAI検温ソリューション「センス・サンダー」による検温を実施。スマートフォンほどのカメラに向かって、顔を近づけるだけで自動的に体温が表示される。また従業員の体調管理のために従業員専用口にも同センサーを導入、館内全体で合計40台を配置している。
館内の3密を避けるために入場者基準値を設けており、基準を超えた場合には入場制限も行う。厚生労働省がソーシャルディスタンスの基準として公表している密集指標1人あたり6㎡、密閉指標1人あたり30㎥を各モールの床面積、館内体積に当てはめて入場者数の上限を設け、上限に対して現在何%かをインフォメーションのモニターで表示。
80%を超えた場合には館内アナウンスで「長く滞在せずに速めの買物」を呼びかけ、90%を超えた段階で入場制限を行う。90%を下回れば入場制限を解除する仕組み。ちなみに90%は正月などの混雑具合に相当するため、実際には入場制限になることは少ないと同社では見ている。
他にはアプリによる館内ナビゲーションシステム、フードコートの席を約50%削減、全ての出入口に手指消毒溶液を設置、エスカレーターなど高頻度接触部位についての消毒の徹底、対面での接客場面においてアクリル板・ビニールカーテンの設置など。
モールやSCではこれまで滞在型の商業施設としてビジネスモデルを構築してきたが、今後予想される「ウィズ・コロナ」の状況下においては長く滞在せずに買い物を楽しめる、新たな生活様式に対応したビジネスモデルも想定していかねばならない。 (P7~8のトピックスでも掲載)
就業者多く、生鮮デリカ、簡便・半調理品を強化したSC内SM
サミットストア 桜木町コレットマーレ店
新卒入社者数の実績と採用計画
コロナ禍、オンラインでの採用活動増える
ライフラインとして、SMの役割見直され採用環境好転
イオンモール 「ニューノーマル」対応の新型コロナ感染防止策を公開
セブン&アイ・HD セブンプレミアム100年先につながるブランドへ
イオンリテール 千葉県産品を千葉県全店で2か月連続で集合展開
マルエツ、ライフコーポレーション 6月、各社販促活動を活発化
サミット 「地球がよころぶボーナスポイントセール」開催
ライフコーポレーション プラスワンプロジェクトに賛同
日本製粉 2021年4月に商号を『ニップン』に変更予定
昭和産業 おいしさと健康への願いを込めて、中元ギフト発売
国分グループ 情報配信サービスmenu magazine社との業務提携検討
― 生産年齢人口(働く人)激減の諸施策 ― 小澤 信夫
各協会、コロナ感染拡大予防ガイドラインを発表
美味しくて健康にもいいと近年、人気急上昇中
東洋水産、即席麺カップで続々と新商品
*即席カップ麺は新・嗜好品を訴求
*チルドは北の味わい~冷し生ラーメン(ごまだれ)が活況
見えてきた?飲食店の「新常態」
Copyright (C) Store Japan co. All Rights Reserved.