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No.1081-2020/06/22

アピタとドンキを融合させたハイブリッド型SCを7月に改装開店

(アピタ宇都宮店)


No.1081号

アピタを1階に集約。2階にドンキ


  6月11日(木)、栃木県宇都宮市で最大級のSCであるアピタ宇都宮店の食品売場を含む一階部分がリニューアルオープンした。


  今回のオープンは7月中旬にアピタ宇都宮店A棟の2階にUDリテールの運営するドン・キホーテアピタ宇都宮店が入るグランドオープンに先がけて先行オープンしたもの。


  ユニーでは近年アピタ、ピアゴを「MEGAドン・キホーテUNY」などのダブルネーム業態に転換しているが、今回のアピタ宇都宮店は継続して営業しつつ、ドンキを入れることによって、ハイブリッド型のSCとして展開していく。


  今年2月に行われたPPIHの事業説明会ではユニー関口憲司社長は当初目標だったダブルネーム業態100店舗を減少させ、80店舗程度にとどめる可能性があると語っており、その理由について「業態転換店が出店すると、近隣のアピタやピアゴでの中元・歳暮、ハレの日商材、シニア衣料が伸びていることが分かった。食品・日用品はダブルネーム業態店で購入し、ハレの日、高価格帯のものはアピタ・ピアゴで買う。なので状況に合わせて業態転換店は数を見直し、新しいアピタ、ピアゴのモデル店を検証していく」としていた。


  今回のアピタ宇都宮店はモデル店という触れ込みはないが、もともと強いシニア層へアピタが訴求し、ドンキが若者層を取り込む、新たな形のSCを目指す。


  先行オープンでは改装前に2階に配置していたアピタ直営の衣料、住関連を1階に移動し、衣食住のすべてをワンフロアに集約。品揃えやプライシング、フロアレイアウトなどを一新し、あらゆる世代が買い物を楽しめる空間を創出。


  食品売場ではニューファミリー世帯に向けて簡便、即食を強化。精肉は約3倍の売場面積に拡大し、味付け肉やメガ盛り商品などを拡充。シニア層に向けても減塩、無添加、糖質ゼロなどのキーワードとともに、健康志向の商品を品揃えする。 (P2~の新店レポートでも掲載)


今週の目次




SJW改装店レポート

地域最大級SC。ドンキを誘致しハイブリッド型に生まれ変わる
 アピタ 宇都宮店
山間部のDS小型店 全面改装して惣菜を強化 コロナ対策も万全
 オークワ プライスカット榛原福地店


マンパワーの育成戦力化とマンアワー確保の処方箋・65

― 生産年齢人口(働く人)激減の諸施策 ― 小澤 信夫


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今週の業界トピックス

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メーカー トピックス

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中間流通の最新動向 |日本アクセス

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今週の開店情報


今週の大店立地法公示速報


交差点

「新しい時代」って「どんな時代?」



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