「売場が生き返ったね」と、マスク姿で密を避けてレジを待つ人たち
(愛知県一宮市の「PIAGOプラス妙興寺店」で)
ひと頃より落ち着いたとは言え、新型コロナの感染防止にはマスクが欠かせない梅雨空の6月27日、愛知県北西部の一宮市に「PIAGOプラス妙興寺店」が、全面改装してオープンした。今年5月、ユニーが打ち出した新戦略「Newアピタ・ピアゴ構想」に基づいたリニューアル第1号店だ。 お客に最も近い存在の店舗スタッフが、商品仕入れから価格設定、陳列や販売に至るまで、自由裁量で「個店経営」を行う。ユニーにとって今年は設立50周年を迎える節目の年。「新しい生活様式」に、どのようにマッチするのか、GMS改革は各社とも頭を悩ませ続けている問題だけに、今後の展開が注目される。
名古屋から岐阜方面へ、名鉄名古屋本線で、乗り換えを含め25分ほど。妙興寺駅前の5階建ての売場が一新された。「PIAGOプラス」という名称は、食品スーパー「ピアゴ」にお客の声や店舗スタッフの様々なアイデアがプラスされることで、進化し続ける形を取る。本部主導の画一的な品揃えと価格、いわゆる「チェーンストア経営」から脱し、非効率でも買い物の楽しさを重視する「個店経営」へチェンジだ。
2階で注目されるのは、シューズ売場だ。「近くに買うお店がない」という声に応え、パートさんが自ら仕入れに参画し、女性ならではの視点で商品を選んだ。ファッションセンスがあるスニーカー、高齢者向きの商品などが多く揃った。
3階もアウトドア、健康関連、小物家電など、ロフトや東急ハンズに行かないと買えなかった商品群が強化された。店舗全体では、商品アイテムが1万増えて、6万アイテムになった。魅力ある商品が「ぎっしり」詰まった売場を横目に、開店特価品を山のように買った人たちが長い列を作った。 (後日、改装店レポート「PIAGOプラス妙興寺店」を掲載予定)
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