バックナンバー1089号

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No.1089-2020/08/24

イオンリテール都市型SCの新名称は「そよら」に

「通う・集う・つながる場」がキーワード。コロナ対策を施して除幕式

「イオンそよら海老江」の芝生広場で(大阪市福島区)


No.1089号

  イオンリテールが今後展開する都市型ショッピングセンターの名称が「そよら」に決まった。交通と生活インフラが整った都心部でマンション建設が相次いでいるが、既存店は店舗年齢が高く、若い人をはじめ高齢者のニーズにも応えていなかった。このギャップを埋める新フォーマットとして、スーパーや雑貨店、カフェ、クリニック、カルチャー教室などが整い、「買い物や用事を1カ所で済ませたい」という要望に応える。ネットで注文した商品を店舗で受け取れる「クリック&コレクト」サービスも充実させ、学びや体験の場といった生活の満足度を高めるような場を徒歩圏内で提供する。


3年で「そよら」を10店舗開設


  その1号店になったのが3月28日に新規オープンした「イオンスタイル海老江」を核とするショッピングセンターで、8月7日の除幕式を経て「イオンそよら海老江」の誕生となった。大阪梅田から阪神本線で2駅の野田駅から北に約500mの場所にあり、マンションに囲まれた立地だ。


  イオンリテール取締役専務執行役員で、近畿カンパニーの土谷美津子・支社長は「都市生活に必要なものが揃って、日々の暮らしがもっと楽しく、便利になる、毎日のように自然に通える生活拠点に」とあいさつした。


  野田駅前には既存のイオン野田阪神店があるものの、人口密集地で新築マンションも増えていることから、「直線距離だと300mもないが、野田とここで補完し合える」(海老隆司・近畿カンパニー営業推進部広報マネージャー)という。


  イオンリテールは旧ダイエー、マイカルなど400店もの都市型店舗を抱えているが、いずれも店舗年齢が高く、老朽化も進む。「今後は3大都市圏を中心に、2023年度までに『そよら』を10店舗開設する予定」(オンライン説明会)だ。 (P10で、同説明会の内容を詳報)


今週の目次




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マンパワーの育成戦力化とマンアワー確保の処方箋・69

― 生産年齢人口(働く人)激減の諸施策 ― 小澤 信夫


SJW新店レポート

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今週の業界トピックス

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今週の開店情報


今週の大店立地法公示速報


交差点

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