川上まで一気通貫の統合型調達モデルもスタート
西友はコロナ禍で、節約志向、巣ごもり需要が高まり、プライベートブランドが、年率20%増と伸び、今後も同程度の伸びが見込まれることから、今期(2020年12月期)は前期比2倍のPB新商品を発売する。9月3日には記者会見を開き、100品目以上の新商品を発表、併せて、2022年には2,000アイテムと、2020年から倍増させる目標も示した。
さらに新たな商品調達スキームも発表。原料の調達から製造・物流までサプライチェーン全体を統合した「統合型調達モデル」で、その第1号PBとして「ツナフレーク」を1缶(70g)98円、3缶258円で9月28日に発売する。
西友では同モデルを推進するために戦略調達専門チームを立ち上げ、平山勝也商品本部ストラテジックソーシング部バイス・プレジデントが統括している。
平山氏は「西友はこれまで、最終製品をセレクトして仕入れ、各部門が同じ商品を同じサプライヤーに個々に商談し、結果がバラバラということもあった。そうした調達方法を変え、戦略調達専門チームが部門間に横串を刺し、セレクトでなく川上から最終商品ができるまでの間の調達プロセスに深く関与してサプライヤー様と一緒になって良いものをより安く安定的に一気通貫で調達する仕組みを実現していきたい」と語る。「我々のような外資系企業は近視眼的にコストカットするとか、冷たい、ドライといったイメージを持たれているということも聞こえてくるが、今回のチームではサプライヤー様とはウエットな関係で、『愛ある商品調達を』というスローガンで取り組んでいる」と企業風土の変革も視野に入れて取り組む。
今回のツナフレークでは「工場、原料まで遡り、世界基準の工場で製造し、数量と物流費をコントロールし、3缶258円を実現した。原料は、常にベストな時期に調達できるようになった。このモデルの肝はどれだけ深くマクロ環境分析ができるか。情報が顕在化する前に先の動きを予測して、いかにアクションに繋げるか」と言い、現在100品目で開発を進める。
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