お好み焼きチェーン千房・中井社長の講演やパネルディスカッション
スーパーにも参考になる心構えとは
フクシマガリレイ「MILAB CLUB 定期セミナー」(大阪市西淀川区)
新型コロナで休業と売上激減に見舞われた新業態のお好み焼きチェーンなどを国内外で展開する千房(ちぼう、本社=大阪市)と千房ホールディングス社長の中井貫二氏が10月15日、「コロナと共存する飲食店の未来」と題する講演を行った。 これは、業務用冷凍冷蔵庫メーカーのフクシマガリレイが開催している「MILAB CLUB(ミラボ クラブ)」の10月定期セミナーのメインプログラムで、本社会場に出席した30人とWebから210人が参加した。目下は数字が好調なスーパーにも、参考になる内容だった。
創業者で現会長の父・政嗣氏の命を受けて千房の社長を継いだ貫二氏は、野村証券からの転身。冒頭、「お好み焼きを焼けない社長です」と笑いを取りながら、店舗を拡大していった経緯を語った。
直営3店舗を含む国内61、海外7店舗の規模に育て上げたが、コロナ禍の影響は同社も例外ではなかった。従業員との緊迫した「リボーン会議」は、NHKのクローズアップ現代+でも取り上げられた。
「やらかす経営」をモットーにしている千房。「やらかす」とは大阪弁で「失敗する」「ヘマをする」ことだが、千房では「やわらかな発想で、らしさを大切にして、かんがえたことは、すぐにやる」を意味している。危機だからこそ必要な、柔軟な発想やアイデア。「世界一、従業員が幸せな会社にしたい」と中井社長は強調する。
元受刑者も積極的に雇用。想像以上に大変なことだが、やっていく。「コロナの中で生き抜くには、基本に立ち返ることが大切」と説く。パネルディスカッションはCAMPFIREの公式キュレーター・大村和彦氏の司会で、食の現状に詳しいリーチの江崎弘明社長も加わって「コロナで変わる食の未来」を語り合った。
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転換期迎えた、チェーンストア経営(第2四半期決算)
ライフコーポレーション
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U.S.M.H
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マックスバリュ東海
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イズミ
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フジ
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ローソン
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東武ストア 葛西駅前店
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ビオセボン・ジャパン 寄付先が選べるペットボトル回収機を導入
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しなもんや [町田シナモン]
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