関西で人気、話題の新業態店が12月半ばにも新宿進出
「222(トリプルツー)栗東店」(滋賀県栗東市)
急増するネット通販で返品になった商品を仕入れ、実勢価格の半額以下で販売するユニークな新業態店「222」が滋賀県で3店舗、京都、大阪で各1店舗展開している。「薄利多売」の大方のディスカウント店とは違って、仕入れの都度、違う商品が入荷するので定番品はない。賞味期限が迫ったり、切れた商品も扱うが、「食品廃棄を減らす」時流にも乗って、話題を呼んでいる。12月半ばには、新宿東口のテナントビルにも出店する予定だ。
JR琵琶湖線の栗東駅から徒歩6~7分の幹線道路沿いに「222栗東店」はある。バロー栗東苅原店と隣接する立地だ。ドラッグストアの居抜きで、売場面積は160坪。生鮮を除く食品や日用雑貨、アパレル品などを扱うが、貼ってある値札の「半額」が売価だ。モノによっては割引率が違う一般のディスカウント店とは違う。
ネット通販で返品された商品が大半で、独自ルートで仕入れる。「廃棄される商品を『もったいない。何とかしたい』という精神が背景にある」とゼネラルマネージャーの西川洋平氏。創業者の荒木伸也社長が、ネットでワケあり品の通販なども手掛けていたが、「ガットリベロ(伊・自由なネコ)」を立ち上げ、小売りに参入したのは2年前。返品されて行き場を失った商品が実店舗で「再販売」されることになった。
検品や値付けが欠かせない「ワケあり商品」。バックヤードでは精神に障害を負った人ら32人が作業にあたるなど、弱者の就労支援にも積極的だ。一番人気の赤ちゃん用のオムツは800円。長期不在で返品された水も安い。「パッケージに傷があっても、中身に変わりない新品」がゴミにならず、安易に返品される問題にも光を当てた視点は参考になる。
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