被災した跡地の公園に 子どもたちの歓声があった
(神戸市灘区の「六甲道南公園」)
1995年(平成7年)1月17日に発生した阪神・淡路大震災から26年の歳月が流れた。人口150万人を超える神戸を中心とした大都市が未曽有の災害に見舞われていたとは、近くの大阪でも、まして東京では想像も出来なかった。 ガレキに覆われた街で目にした炊き出し。再開したスーパーのテント販売に、カップ麺やトイレットペーパーを求める人の行列。復興した神戸の街のその光景を知る人も少なくなった。今は新型コロナウイルス第3波の真っただ中で、こちらの終息は見通せない。
神戸の中心部・三ノ宮から東に快速で4分。JR六甲道駅周辺も震災で、大きな被害を受け、約700世帯が暮らしていた建物の8割が全・半壊し、32人が犠牲になった。その跡地が「六甲道南公園」として整備され、10数年が経った。背後にはニョキニョキと数棟の高層住宅がそびえ建つ。
2度目の緊急事態宣言が出された休日の公園は、家族連れでにぎわっていたが、大人はマスク姿。子どもたちは半数ぐらいが着用。周辺のスーパーを回ってみた。トーホーストア、ダイエー、駅ナカの三杉屋。節分の「恵方巻き」の予約POPが目立つ店内は、思いのほか静か。密を避けるご時世では、関西特有のガヤガヤ感はなかった。
復興を遂げた街で目立ったのは、小さな飲食店の「休業します」の張り紙だった。時短を選ぶ段階を過ぎてしまったのだろうか。インバウンドでにぎわった神戸・南京町の中華街では、これからが「春節」のかき入れ時のはずなのに、不動産屋の「貸店舗」の看板が目立つ。
震災やコロナ禍でも、その役割が評価されたスーパー業界。いよいよ1年の総決算の時期を迎えるが、好調の数字の裏に多くの犠牲が含まれていることを忘れないでいたい。
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