(サミットストア五反野店)
ベルリン発、次世代型屋内垂直農法を行うInfarm - Indoor Urban Farming Japan 株式会社(代表取締役社長:平石郁生氏、以下インファーム)はアジア初の出店地として日本での展開を開始した。1月19日に紀ノ国屋インターナショナル(青山店)、1月23日にDaily Table KINOKUNIYA 西荻窪駅店、そして1月26日にサミット五反野店にて販売を開始。
インファームは簡潔に言うと農場、畑そのものを店舗に持ってくることで物流負荷がかからず、環境にも配慮できる取組み。もともとインファームは野菜が生産され、消費者の胃に届くまでに、最低でも3割は廃棄ロスになるという現状をなんとかしたいという思想をもとに2013年、ベルリンの地で創業。現在は日本を含めて10か国30の都市で事業展開するまで拡大している。
インファームのファーミングユニット(野菜栽培ユニット)はユニット一台で平均して250㎡ほどの畑と同じ生産能力を有し、土壌ベースの農業よりも95%の水、75%の肥料、99.5%の土地を削減。さらに農場から店舗や販売先に運ぶ輸送距離も90%削減し、無農薬で安全・安心も確保する。
この度インファームと提携するサミットの新中計「GO GREEN2022」には社会や環境に向き合いスーパーマーケットの枠を超えた存在になる、というビジョンがあり、インファームの都市型農業を通じた食料の安全性、品質、環境負荷低減を追求するビジョンと一致した形となった。
サミット五反野店ではパクチー、イタリアンバジル、クリスタルレタスを販売。具体的には都内に構えるハブと呼ばれるインファームの栽培拠点で種から育てた苗を同店に運び、店内ユニットで育成。週2回、インファームのスタッフが収穫し店頭に並べる。店内ユニットの温度や湿度などの調整はドイツから遠隔で行っている。
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