≫ウィンドウを閉じる


No.1114-2021/02/22

セルコチェーン、全国から加盟社トップ28名が参加して大規模オンライン会議を開催

No.1114号

参加者全員と双方向で会話


  全国の中小中堅スーパーマーケットチェーンで組織する協同組合セルコチェーン(佐伯行彦理事長)は、例年1月に「新春全国セルコグループトップ会」をホテルで行っているが、今年はコロナ禍にあることから、初めてオンライン会議方式で行った。


  1月19日(火)に、「2021年(令和3年)新春全国セルコグループトップ会」として開催され、会議本部と加盟各社のパソコンをオンラインで結んでの「Zoomビデオ会議」方式で実施。全国から加盟社24社28名が参加した。


  会議室本部には佐伯行彦理事長、平富郎相談役、井原實副理事長、平邦雄副理事長、桑原孝正関東城西セルコ副社長らがリアルで出席。正面に75インチと65インチの大型モニターを置いて、加盟参加者全員の顔をズーム画面に映し出し、マイクとスピーカーを通してやり取りした。


  当日12時から始まったトップ会では、執行部年頭挨拶として佐伯理事長が挨拶し、平富郎相談役が恒例の年頭講話を行った。続いて行われた社長情報交換会では、「コロナ禍で学んだことを、2021年度どのように重点課題として活かしていくか」をテーマに、各参加者が近況報告などを発表し、会議室から佐伯理事長、平相談役らが質問したりアドバイスする形で行われた。


  北海道稚内市の加盟社からは「コロナで、宿泊業、飲食店への卸売が大打撃を受けた。生うにが相場安になったので、初の試みとして、タコ、帆立と一緒にした海鮮セットをネットで売ったところ、帰省できない人、以前稚内に住んでいた人、利尻などに訪れたことのある人の利用が多く、ネット利用者は当社の顧客だったことがわかった」と、距離を一気に縮めるオンラインならではの報告も。6時間余りに及んだオンライン会議もリアルでこれまで行われた情報交換会とあまり変らない感じだった。


  コロナ後もオンライン会議は確実に定着しそうである。


今週の目次




今週の業界トピックス

JSA
 「予想されるコロナ不況にどう備えるか」川野幸夫会長
イオンリテール
 “おうちで旅気分”シリーズ第4弾「九州うまかモン市」
ローソン
 外食とのコラボ商品好調、更に拡大展開へ
イオン、ヨークベニマル
 2月13日、福島沖で発生した地震により営業休止
ローソン
 ウーバーイーツで一般用医薬品を宅配
イオン、ファミリーマート
 海洋プラごみのリサイクル進む
ヨークベニマル
 本社を郡山市八島町に移転


SJW新店・改装店レポート

東武創業の地、北千住に初出店。駅近のタワマン立地
 東武ストア 北千住店
競合の出店見据え、最新MDを各所に導入する大改装
 サミットストア 権太坂スクエア店


メーカー & ベンダー トピックス

明治 ワタミ宅配事業で提携、双方のチャネルを相互活用
昭和産業 春夏家庭用新商品を発表、皮で包まない新感覚餃子など
三菱食品 21年3月期 第3四半期減収増益に
東洋水産 春限定、焼そば3人前を発売
雪印メグミルク 消費者の声に応え「たっぷりおいしい なめらかプリン」リニューアル


コロナ禍の商品動向|大塚食品

コロナ禍の2021年。家庭内食卓、健康をキーワードに提案強化
 スゴイダイズ、ゼロミートなど大豆製品が好調に推移


企業動向

ニップン アマニで3品を投入、春季新商品発表(中)
 REGALO ロング、ショート、ソースで新商品


巷で秘かに売れ始めている 注目!フーズ&ドリンクス

ユーサイド [黒酢マヨネーズ]
原材料はセイアグリー健康卵と木桶仕込み黒酢


今週の大店立地法公示速報


交差点

平和と恐怖のハザマ



≫ウィンドウを閉じる