5月末までに全店舗で、レジを通らずスピード会計可能に
(2月26日開店したマルエツ船橋三山店で)
マルエツは、U.S.M.Hが開発したスマートフォン決済機能「Scan&Go Ignica(スキャンアンドゴー イグニカ)」サービスの利用店舗を2月26日開店したマルエツ船橋三山店を皮切りに本格導入を開始した。導入店は2月末までに65店舗になり、5月末までには「マルエツ」「マルエツプチ」「リンコス」の全店舗に導入する。
スキャン&ゴーはスマホにアプリをダウンロードし、クレジットカードの情報を登録し、自身で商品のバーコードを読み取り、店のチェックアウトポイントで、スマホに表示されるQRコードをQRコードリーダーにかざせば買物は終了。お客は短時間で決済ができ、店も登録機や精算機などのレジ設備が不要になり省コスト化になる。
船橋三山店では、スキャン&ゴーのチェックアウトポイントを3か所設置した他、フルセルフ6台、セミセルフ5台でレジを構成、セルフ化率を一挙に高めている。その生産性について古瀬良多社長は「フルセルフ6台でアテンダント1名だが、12台に増やしても1人で済むか疑問だが、スキャン&ゴーは何台入れても1名でよく、レジ周りの要員は劇的に変化する。フルセルフではピークタイムには半分のお客が通過する。チェックアウトに要する時間の減った分のパワーをいかに顧客接点の創造に向けるか課題」と話している。
昨年11月25日から新大塚店で実験導入していたが、利用はそれほど進まなかった。その理由をTポイントと連携していなかったと分析。今回の本格展開ではTポイントと連携を開始、ポイントでインセンティブを付与して利用度を上げる考えだ。
ただ、高齢者の多い店舗では、デジタルの普及はすんなりとはいかない。「デジタルと言っているが最強のキラーコンテンツは人間。人と人が触れ合っていく。そのアクション無しでデジタルの定着はないと思っている。その意味で全員がスキャン&ゴーの帽子かぶったりして視覚に訴え興味を持ってもらうようにしている」(古瀬社長)。
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