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No.1116-2021/03/15

マルエツ 職域の無人店舗「smart petit(スマート プチ)」開店

「オフィスでも巣ごもり」のマイクロマーケット開拓

No.1116号

スマホ一つで買物できる利便性実現


  「コロナが始まって、当社店舗で比較的売上が苦戦しているのは、都心のオフィス立地で、オフィスワーカーのランチタイムが厳しい。  昨年6月の緊急事態宣言解除後、都心にも通勤客は戻ってきていますが、飲食店でおしゃべりしながら食事ができないということで、弁当を作ってオフィスに持ってくる人が増えました。人はオフィスに戻ってきてはいますが、外に出ないという行動変容があったのではないか。


  それで、弊社では店舗からオフィスへ弁当の移動販売を実施していますが、多い時には1日200食以上を販売します。『うちの職場にも来てくれないか』というニーズも増えています。つまり人が外に行かなくなったということです」とマルエツの古瀬良多社長は昨年末の弊誌インタビューに答えているが、今回の「スマートプチ」は、まさにその一つの解。


  「スマート プチ」は、U.S.M.Hのスマートフォン決済アプリ「Scan&Go Ignica(スキャンアンドゴー イグニカ)」を利用した、法人向け無人店舗サービス。お客は、スマホ一つで買物でき、店舗ではレジなどの設備は不要。


  商品は飲料、菓子、即食食品、冷凍食品、文具、生活消耗品など100~500品目揃えられる。1号店はマルエツの既存店の近くで、マルエツの店舗から専用宅配便で商品を送り、従業員が、週2~3回程度、在庫確認、発注、商品補充などを行う。導入企業は場所を提供し、マルエツが既存店の出張所的に、商品、売上管理をするという仕組み。現状、日持ちのする商品からのスタートになっているが、弁当などの導入も検討している。


  導入企業にとっては、コロナ対策や従業員の福利厚生になり、マルエツにとっては、店舗だけでは取り込めない層の開拓になると位置付けている。


  同社ではオフィス以外でも、工場、配送センターなどの職域への展開を進め、当面100店舗を目指している。


今週の目次




SJW新店レポート

出会い、発見のある体験型スーパーマーケットのモデル店
 マルエツ 船橋三山店
成功したMDを集大成し、新規MDも積極投入した最新旗艦店舗
 ライフ グランシップ大船駅前店


今週の業界トピックス

PPIH PB「情熱価格」、プライベートブランドからピープルブランドへ転換
ファミリーマート 創立40周年記念、“40のいいこと!?”を届ける
ライフコーポレーション首都圏 「さいたま新都心店」に大型ビオラルコーナー導入
イオンタウン フジが核店舗に イオンタウン川之江 21年秋にリニューアル開店


メーカー&ベンダー トピックス

国分グループ本社 第11次長計発表。「共創圏」を構築・拡大
昭和産業/昭和冷凍食品 大阪の名店監修のたこ焼など9品目を新発売
三菱食品 三菱食品と榮太樓總本舗との共同開発品
日本アクセス PBのDelcy「彩るおかず」や「凍菜」など4品目を新発売
雪印メグミルク 「濃厚ミルク仕立て」シリーズからリニューアル&新商品
東洋水産 「マルちゃんきつねうどん」などリニューアル発売


今週の開店情報


この食材 きほんの基本(12)|胡麻

抗酸化物質「ゴマリグナン」は胡麻特有の栄養成分


今週の大店立地法公示速報


交差点

ドラッグがコンビニ逆転?



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