「オフィスでも巣ごもり」のマイクロマーケット開拓
「コロナが始まって、当社店舗で比較的売上が苦戦しているのは、都心のオフィス立地で、オフィスワーカーのランチタイムが厳しい。 昨年6月の緊急事態宣言解除後、都心にも通勤客は戻ってきていますが、飲食店でおしゃべりしながら食事ができないということで、弁当を作ってオフィスに持ってくる人が増えました。人はオフィスに戻ってきてはいますが、外に出ないという行動変容があったのではないか。
それで、弊社では店舗からオフィスへ弁当の移動販売を実施していますが、多い時には1日200食以上を販売します。『うちの職場にも来てくれないか』というニーズも増えています。つまり人が外に行かなくなったということです」とマルエツの古瀬良多社長は昨年末の弊誌インタビューに答えているが、今回の「スマートプチ」は、まさにその一つの解。
「スマート プチ」は、U.S.M.Hのスマートフォン決済アプリ「Scan&Go Ignica(スキャンアンドゴー イグニカ)」を利用した、法人向け無人店舗サービス。お客は、スマホ一つで買物でき、店舗ではレジなどの設備は不要。
商品は飲料、菓子、即食食品、冷凍食品、文具、生活消耗品など100~500品目揃えられる。1号店はマルエツの既存店の近くで、マルエツの店舗から専用宅配便で商品を送り、従業員が、週2~3回程度、在庫確認、発注、商品補充などを行う。導入企業は場所を提供し、マルエツが既存店の出張所的に、商品、売上管理をするという仕組み。現状、日持ちのする商品からのスタートになっているが、弁当などの導入も検討している。
導入企業にとっては、コロナ対策や従業員の福利厚生になり、マルエツにとっては、店舗だけでは取り込めない層の開拓になると位置付けている。
同社ではオフィス以外でも、工場、配送センターなどの職域への展開を進め、当面100店舗を目指している。
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