西陣に300坪のコンビネーションストアをオープン
イオンスタイル西陣小町=京都市上京区五辻(いつつじ)町
新型コロナウイルス第3波の緊急事態宣言が解除された直後の3月10日、京都・北西部の西陣で、イオンスタイル西陣小町がオープンした。京都御所や同志社大学の今出川キャンパスの西に位置する同地区は、西陣織関係の工房のほか、町家や中低層のマンションがびっしりと張り付いたところだ。 イオンリテールは、京都市まちづくり条例に基づいた300坪スタイルのスーパーを展開することにし、第1号店が西陣小町という京都らしい粋(すい)な店名で、開店したというわけだ。
地下鉄烏丸線今出川駅を西に、今出川智恵光院(ちえこういん)の交差点を北に200mほど上がった右手に、落ち着いた町家風の外観の建物が見えた。駐輪場は76台分用意されているが、駐車場はない。「食と健康の京町コンビネーションストア」をコンセプトに、生鮮品やパン、時短・簡便・健康といった「食」を中心に、毎日の生活に欠かせない日用品を組み合わせた便利な店舖だ。
京都市中央卸売市場から直送される野菜に加え、近郊の生産者が育てた野菜や果物などを取り揃え、“海の京都”といわれる舞鶴漁港を中心に仕入れた鮮魚を対面販売するなど、鮮度をアピールする売場が特徴だ。コーヒーの消費量が全国トップの同地で、京都珈琲商工組合と連携し、小川珈琲など12社のコーヒーを品揃えしているのも注目点。
同店の北、徒歩3分の場所には、2016年11月にライフ智恵光院店が先行出店している。売場は1~2階に分かれているが、トータル990㎡。駐車場なしは共通している。両雄の直接対決という形だが、学生と地元に定着する年配層の足元人口が豊富なのが、何よりの魅力。グループのSM再編が一段落し、大型店主力だったイオンリテールの「京都作戦」が見ものだ。(後日、「イオンスタイル西陣小町」の新店レポートを掲載)
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