創業355年の伝統を受け継ぐ「さとう」の開店朝礼
(京都府亀岡市の「フレッシュバザール亀岡千代川店」で)
東京と近畿3府県に、3度目の緊急事態宣言が出された今年の大型連休。誰の胸にも「重い、つかえ」のような不安感が宿っている。4月22日、京都府郊外のベッドタウン・亀岡市で北近畿を中心にチェーン展開する「さとう」が開店した「フレッシュバザール亀岡千代川店」。報道陣にも公開された開店朝礼で、佐藤総二郎社長は「相互に尊重し合うことを誓ってほしい」と訓示。江戸前期の創業で、355年の伝統を受け継ぐ同社の「お客様を大切に」をコロナ下(禍)の中で確かめ合った。
保津川下りや、トロッコ列車で有名な観光渓谷の先にある亀岡市の人口は8.8万人。京都駅からJR山陰本線の並河駅まで快速で23分しかかからない。「空気がきれいで、土地が安い」ので、近年は人口が増えている地域だ。
亀岡千代川店は、並河駅から徒歩15分、1駅先の千代川駅からだと南西に800mの国道9号線沿いの土地区画整理事業区域に建てられた。周辺には新たに250戸の住宅が建ち、最終的には400戸に達する見込みだ。
300m北に亀岡市を地盤とする強力なスーパーマツモト千代川店があり、同大井店も南に2kmと離れていない。そんな両店の間に割って入る形になった亀岡千代川店。佐藤社長は「どこにでもありそうなスーパーであるか、そうでないか」の分かれ目は「従業員同士、性別、年齢、職位に関係なく、相互に人間として尊重し合うことにある」と結んだ。
「整理、整頓、清掃」の3Sと「服装、身だしなみ、言葉づかい、健康管理、笑顔」の「FMKKE」を仕事の基盤に定めている「さとう」。「新型コロナウイルス感染予防のために、全力を尽くそう」という社長訓示を、メモを取りながら聞く従業員の姿が目に焼き付いた。
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