H2Oの駅コンビニ「アズナス」98店をローソンに転換
ローソンとエイチ・ツー・オーリテイリングは6月24日、両社の強みを活かした企業価値の向上、およびサステナブルなマチづくりの強化を目的とした「包括業務提携契約」を締結し、両社間にて具体的な協議を開始したと、発表した。(10頁に関連記事)
提携内容は今後、両社間で部会などを設けて進めるが、現時点では、H2Oグループの駅売店・コンビニ「アズナス」98店のローソンブランドへの転換、百貨店EC商品のローソン店頭での受け取り(今下期から)などが決まっている。
今回の提携について、H2Oの荒木直也社長は「H2Oは関西ドミナント戦略を掲げ、この地域における小売り分野のシェア拡大を目指している。ローソンと提携することで、より可能性が高まると判断して、今回の決定となった。百貨店やスーパーで掴みきれない顧客ニーズをコンビニとの連携で把握したい。右手にリアル店舗、左手にオンライン活用で関西の全てのお客様と繋がっている状態を目指す。コンビニ、百貨店、スーパー、ベーカリー、成城石井などが連携し、関西の食を盛り上げ、食の分野で実践的な成果を上げたい」と述べた。
一方、ローソン竹増貞信社長は「地域に合った出店、商品・サービスを展開することで関西の店舗を活性化する。地域の良いものをしっかり掘り起し、コンビニ、百貨店、スーパー、オンラインをデータでつないだ新しいシステムに乗せ、ぐるぐる回すのが理想だ。また、アズナスのエキナカ、エキチカの立地を生かし、ECの受け取り、乗降客のついで買いの取り込みなど、これから磨き上げ、より魅力的な店舗にしていきたい」と語っている。
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