木々に囲まれた「かがやきストリート」
(石川県白山市横江町で)
金沢市の中心部から南西に7km、石川県白山市横江町の土地区画整理事業用地に7月19日、北陸エリア最大級の大型商業施設「イオンモール白山」がグランドオープンした。3階建て延べ床面積11万㎡、総賃貸面積7.4万㎡で、核店舗の「イオンスタイル白山」など200店舗が顔を揃えた。 「かほく」「新小松」と県内で3モールになるが、「白山」の東2kmにあって、5月末に閉店した「御経塚(おきょうづか)SCが拡大オープンしたイメージで、(モール同士の)すみ分けはできている」(岩村康次・イオンモール社長)と言う。 降雪地帯なので、天候が悪い時でも気にせず買い物ができるよう設けられた空間は、酷暑の中では格好の“避暑地帯”になっている。
館内には、日本を代表する各界のシェフがプロデュースする料理を楽しめる新業態「グランシェフズキッチン」や、地元の人気店が揃うフードホールなど、50店舗が展開する食の世界が広がる。
核店舗の「イオンスタイル白山」は、金沢港や加賀の橋立漁港で水揚げされた鮮魚を北陸のイオン最大級の対面コーナーで提供。能登牛や能登豚も取り揃え、家庭での冷凍肉のストック需要にも応える。
スマホで商品を読み取りながら買い物できる「レジゴー」を県内で初めて展開した。店頭で貸し出しされる端末や自身のスマホを使って商品を読み取り、専用レジで会計するものだ。
涼しいイメージがある白山市だが、猛暑日になることはないものの、30度を超える暑さの日も多い。独自の換気システムなどコロナ対策を施したモールは、買い物だけでなく、毎日でも立ち寄ってもらえるような「くつろぎの場」の役目も担っている。(後日、「イオンスタイル白山」を中心に新店レポートを掲載)
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