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No.1135-2021/08/02

イオンモール白山オープン。
酷暑の中でも街歩きが楽しめる

木々に囲まれた「かがやきストリート」

(石川県白山市横江町で)

No.1135号

  金沢市の中心部から南西に7km、石川県白山市横江町の土地区画整理事業用地に7月19日、北陸エリア最大級の大型商業施設「イオンモール白山」がグランドオープンした。3階建て延べ床面積11万㎡、総賃貸面積7.4万㎡で、核店舗の「イオンスタイル白山」など200店舗が顔を揃えた。  「かほく」「新小松」と県内で3モールになるが、「白山」の東2kmにあって、5月末に閉店した「御経塚(おきょうづか)SCが拡大オープンしたイメージで、(モール同士の)すみ分けはできている」(岩村康次・イオンモール社長)と言う。  降雪地帯なので、天候が悪い時でも気にせず買い物ができるよう設けられた空間は、酷暑の中では格好の“避暑地帯”になっている。


「くつろぎの場」の役目も担って


  館内には、日本を代表する各界のシェフがプロデュースする料理を楽しめる新業態「グランシェフズキッチン」や、地元の人気店が揃うフードホールなど、50店舗が展開する食の世界が広がる。


  核店舗の「イオンスタイル白山」は、金沢港や加賀の橋立漁港で水揚げされた鮮魚を北陸のイオン最大級の対面コーナーで提供。能登牛や能登豚も取り揃え、家庭での冷凍肉のストック需要にも応える。


  スマホで商品を読み取りながら買い物できる「レジゴー」を県内で初めて展開した。店頭で貸し出しされる端末や自身のスマホを使って商品を読み取り、専用レジで会計するものだ。


  涼しいイメージがある白山市だが、猛暑日になることはないものの、30度を超える暑さの日も多い。独自の換気システムなどコロナ対策を施したモールは、買い物だけでなく、毎日でも立ち寄ってもらえるような「くつろぎの場」の役目も担っている。(後日、「イオンスタイル白山」を中心に新店レポートを掲載)


今週の目次




流通羅針盤

時流に適合、快進撃が止まらない生協の商品供給事業


今週の業界トピックス

日本生活協同組合連合会
 代表理事会長に土屋氏就任。代表理事専務は2名体制
日本SC協会
 20年SC総売上高、コロナ禍で年間約7兆円の喪失
国分グループ本社/国分北海道
 オリジナルブランド「島梟」80年記念商品発売
大塚食品
 「業務用ゼロミート ハンバーグ」が人気デリカテッセンのメニューに
東洋水産
 “無限キャベツのもと”に焼肉のたれ風追加発売


マンパワーの育成戦力化とマンアワー確保の処方箋・92

― 生産年齢人口(働く人)激減の諸施策 ― 小澤 信夫


SJW新店・改装店レポート

時間帯で2極化する客層「専門店と組み、生活に便利なお店を目指す」
 イオンスタイル新金岡/そよら新金岡
生鮮専門店化とEDLPがテーマ。ロードサイドの地の利を活かし簡便も強化
 エコス TAIRAYA 下館東店


チェーンストア・コンビニの6月度販売概況

緊急事態宣言延長で内食需要継続
SMの既存店プラスは5社


今週の大店立地法公示速報


交差点

5ブロックに分けて感染対策



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