オークワが「都市型小型店」にチャレンジ
(名古屋市熱田区・名鉄「神宮前駅」直結)
名古屋から名鉄本線で7分、年間700万以上の人が参拝し、神話や伝説を受け継いだ境内にある多くのパワースポットが人気の熱田神宮。橋上駅「神宮前」の東口に直結した商業施設「μ(ミュー)プラット神宮前」が7月21日オープンし、東海地区で多店舗展開するオークワが1階に核テナント「パレマルシェ神宮前店」として入居した。
380坪の小型店だが、こだわり商品が満載された「メッサ業態」の都市型小型店の可能性を探る「試金石」と位置付けられた店舗である。
名鉄が手がけた「μプラット神宮前」は、老朽化に伴って6月20日に閉鎖された駅西口の「パレマルシェ神宮」が移転オープンしたもので、オークワもGMSクラスの核店舗を出店していた。
これまで、こうした案件があると、SSMやスーパーセンターを得意とするオークワは「そのまま撤退」というケースが多かったが、今回は違った。駅前物件とは言え、賃料などの条件面で「手を挙げる」ハードルが下がって、渡りに船で出店が決まった。
単なる駅前の小型店では物足らない。「では、業態はどうする?」。こっちの答えは2004年(平成16年)から展開する高質スーパー業態のメッサだった。スペイン語の「MESA(食卓)」から名付けられたメッサ。和歌山と奈良に大型店があり、名古屋や岐阜でも展開している「メッサ」に白羽の矢が立った。
屋号は「メッサオークワ」ではない。東海地区では「パレマルシェ」の名が通っているので、その名を使った。新社長に就任して新店2店目の大桑弘嗣社長は「高級品を売るつもりはない。百貨店と食品スーパーの間にある、独自の視点で集めた商品を扱う店舗を目指す」と語った。(P02~05に「パレマルシェ神宮前店」の新店レポートを掲載)
メッサ業態「都市型小型店」の試金石に モデル店舗でチャレンジ
オークワ パレマルシェ神宮前店
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