ロピア大和郡山店で買い物「ああ、楽しかった!」渋滞だけが気になる点
(奈良県大和郡山市筒井町で)
あのロピアが遂に関西進出「一体どんな店舗なのか?」ベールに包まれた実態とは。迎える関西の流通業界は、その話題で持ち切り――と1年前に書いたが、ロピア関西は順調に出店を続けた。9月10日には6店舗目を金魚の町・奈良県大和郡山市内にオープンした。 大手HCコーナン大和郡山筒井店の2階に出店したもので、売場面積は奈良1号店の「ミ・ナーラ店」より、やや小ぶりの450坪スタイル。初日は入店まで1時間半もかかる混雑ぶりだったが、大きなロピアの保冷バッグを担いだ買い物客から聞いた感想は「ああ、楽しかった!」だった。
ロピア大和郡山店は近鉄橿原線筒井駅の南西300mにあり、大阪南部と奈良を、大和川沿いで結ぶ国道25号線に面している。店舗の南側にはパナソニックなどの工場が集結し、大型トラックの交通も多く、日常的に渋滞が発生する交通の難所。駐車台数は平面から屋上まで800台近くあるが、初日などは入場を待つ400人近くが2階の駐車場にあふれた。
関西は「安売りの本場」のようなことを言われてきたが、それは違う。今年創業100年を迎えたイズミヤの標語の「ええもん、安い」のように、安さと品質が伴っていないと、定着しない、難しい土地柄だ。その意味で、この1年、ロピアは寿司はあるけど、刺身の盛り合わせはない、トイレットペーパーも置かないのに、圧倒的な安さで買い物の楽しさを味わえる「日本版コストコ」のような存在となり、巣ごもりの人を引き寄せた。
関西のロピアは島忠の店内に出店した3店舗に加え、コーナンの店舗に初出店したことで、広い売場面積を持て余すHCと急速出店を願うロピアのニーズが一致した。出店候補地が増え、既存の店舗は誠に頭が痛い。
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