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No.1143-2021/10/04

中四国No.1の「スーパーリージョナルリテーラー」
誕生への第一歩

イオンタウン川之江に、フジ四国中央店が出店

(愛媛県四国中央市で)

No.1143号

  四国・中国で100店舗を展開するフジが、イオンとの資本業務提携関係を深め、グループのイオンタウン川之江がリニューアルしたのを機に、SMの「フジ四国中央店」を9月18日にオープンした。フジの新たな歴史を刻む101店舗目の開店に立ちふさがった迷走台風14号は、テープカットの数時間前には東方に過ぎ去った。  元々、兵庫県姫路市を本拠としていたマックスバリュ西日本が「環瀬戸内構想」を打ち出して、広島市内に本体を移転したのは20年前。時は経て、四国から中国地方に進出を始め、迎え撃つライバル企業だったフジと「経営統合」することに。両社の直近の売上高は合わせて8,800億円にも達する。


「採算店をいかに造るかが課題」


  「中四国ナンバーワンの事業連合体になることが両社の基本の目的で、地域に対する貢献も密着度合いも高いフジさんに入ってもらった」と、オンラインの店舗概要説明会で語った加藤久誠・イオンタウン社長。


  年間で約170万人の来訪を目標とするイオンタウン川之江に入ったフジは、愛媛県下で51店舗を出店しており、今回の四国中央店の周辺でも3店舗既存店がある。SMでは川之江店(3km、8.5億円)、同じく三島店(2km、13.2億円)、大型のフジグラン川之江(1km未満、28.8億円)は、至近距離だ。売上高の合計は四国中央店の12.7億円を加えると、63億円余になる。


  「一定のシェアは取れており、採算には乗っているが、これからは、もうワンランク、ツーランク上のものをいかに目指すかだ。ルーラルの土地で、坪当たり売上が見込める立地は一部の都市部を除いて少なくなってくる。人口減少が確実に進むなかで、採算が取れる店舖をいかに造るのかが課題」(山口普・フジ社長)と気を引き締める。(P08~11にフジ四国中央店の新店レポートを掲載)


今週の目次




流通羅針盤

原材料値上り分の小売価格転嫁を阻む消費者への忖度


今週の業界トピックス

イトーヨーカドー
 八柱店を新コンセプトのドラッグストア型売場に転換
西友
 感染対策を強化、従業員に特別一時金を支給
日本アクセス
 今年の「フローズン・アワード」がスタート
大塚食品
 注目集める大豆ミート市場。「ゼロミート」シリーズをリニューアル
ニチロ
 元社長浦野省吾氏、逝去


今週の開店情報


SJW新店レポート

「地場商品を充実させたSM」フジがイオングループのNSCに初出店
 フジ四国中央店/イオンタウン川之江


チェーンストア・コンビニの8月度販売概況

緊急事態宣言の拡大により内食需要継続
帰省需要が落ち込み、西日本中心に減少傾向


マンパワーの育成戦力化とマンアワー確保の処方箋・96

― 生産年齢人口(働く人)激減の諸施策 ― 小澤 信夫


食品マーケティング

日東ベスト (B/Y向け)売れ筋メニュー(秋~冬)
黒毛和牛すき焼き重の具、など(調理済み冷食)


今週の大店立地法公示速報


交差点

鬼滅ブーム再燃か



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