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No.1148-2021/11/08

オフィスや大学も入る都心のオアシス

「イオンモールNagoya Noritake Garden/BIZrium 名古屋」がオープン

(名古屋市西区則武新町3丁目)

No.1148号

  JR名古屋駅を北に1km、最速で歩くと15分ほどの都心部に10月27日、商業施設とオフィスが合体した新業態の「イオンモールNagoya Noritake Garden/BIZrium 名古屋」がオープンした。


「これまでと全く違うモールに」


  かつて、欧米で洋食器の代名詞にもなった「Noritake」。前身の日本陶器合名会社を継いだノリタケカンパニーリミテドが本社工場跡地の一部を「ノリタケの森」として公園や飲食店、ミュージアムにしているが、今回は、そこに隣接する形でオープンした。  建物は6階建てで、1~3階までが商業ゾーン、4~6階がオフィスゾーンという都心のオアシス店は、見どころ満載だ。


◇…階には「イオンスタイル名古屋則武」が核店舗に入った。3階までの商業ゾーンには「ユニクロ」や「無印良品」など、おなじみのテナントが入るが、飲食ゾーンを充実させ、緑豊かな野外に面した東側の野外席やテラス席では、自然を満喫しながら飲食が楽しめる。


◇…「ビズリウム」と読むオフィス棟の貸し出し面積はワンフロア6,600㎡、3フロア合計で約2万㎡と日本最大級。リモートが当たり前となり、出社しなくても済む時代になりつつある中で、自宅だけでは「オン・オフ」が切り替えられない。そんな需要を見込んで、サテライトオフィスとしても利用できる大小の貸会議室を40室用意した。


◇…6階には、名古屋外国語大学の「名駅キャンパス」が入った。学生たちが「密を避けて」学べるよう、こちらも一度に入る学生を抑えるため、50室を超える教室が用意された。


◇…ビジネスパーソンや学生の多様な食もまかなうフードコートやスーパーの惣菜や弁当。夜の客層は「これまでのモールと明らかに違う」(岩村社長)。示唆に富んだ施設だ。 (P10~13に、モール全般の新店レポートを掲載)


今週の目次




流通羅針盤

小売業の21年上期の状況と下期何処に手を入れるのか


SJ決算レポート GMS篇 2022年2月期第2四半期決算

2巡目のコロナ禍、前半、前期反動でプラスも後半失速
22年2月期中間、ほぼ全社増収も、ほとんど減益


今週の業界トピックス

関西スーパーマーケット
 関西スーパー、H2O傘下入り
相鉄ローゼン
 インストアベーカリーを“葉山ボンジュール”にブランド変更
ヤオコー
 健康生活提案の取り組みを実施
マルエツ
 全店でJCB、Mastercardのタッチ決済サービスを開始


メーカー&ベンダー トピックス

東洋水産
 マルちゃん正麺10周年発売記念発表会開催
国分グループ本社
 「缶つまBAR」メニューを拡大。日本橋・銀座4店舗で展開
味の素AGF
 「ブレンディ カフェラトリー」全21種、贅沢BOXが当たるキャンペーン


今週の開店情報


SJW新店レポート

「住む人、働く人、学ぶ人」のニーズを取り込む、新タイプの商業施設
 イオンスタイル名古屋則武
ヤングファミリー層に特化した旗艦店。
“冷凍食品”、“おやつ”を重点MDに売場展開
 ヤオコー 和光丸山台店


この食材 きほんの基本⑳|れんこん

栄養成分はビタミンC、タンニン、アミラーゼ


今週の大店立地法公示速報


交差点

拡大続く大豆ミート



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