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No.1152-2021/12/13

スーパーマーケット・トレードショー2022

デリカテッセン・トレードショー2022、こだわり食品フェア 2022幕張メッセ全館で開催 2022年2月16日(水)~18日(金)

【写真】中央:オンライン参加の第56回スーパーマーケット・トレードショー(SMTS)2022実行委員長横山清氏、左:デリカテッセン・トレードショー2022実行委員長三科雅嗣氏、右:第17回こだわり食品フェア2022主催代表田辺義貴氏


No.1152号

  セブン&アイ・ホールディングスは、大阪府のほぼ中央に位置する人口12万5,000人のベッドタウン・松原市に11月17日、大型のショッピングセンター「セブンパーク天美」をグランドオープンした。近鉄南大阪線河内天美駅から1kmほどの広大な農地が10数年の開発の時を経て、商業施設に生まれ変わった。
  館内中央には、520インチの大型LEDビジョンを備えたメインホールがあり、「遊び心のある新しさ」をテーマに、様々なイベントがLIVEで発信される基地が出来た。地元の小中学生の柔軟な発想を取り入れた、これまでにない施設になってほしいものだ。


新たな出発を56回から始める


  一般社団法人全国スーパーマーケット協会(横山清会長)は、2022年2月16日(水)から18日(金)までの3日間、千葉市・幕張メッセ全館で「第56回スーパーマーケット・トレードショー(SMTS)2022」を開催する。中食に特化した商談展示会「デリカテッセン・トレードショー2022」とこだわり食品を集めた「第17回こだわり食品フェア2022」も併催。11月24日(水)には都内ホテルとオンラインで、各主催代表者が揃い記者会見を開いた。


  今回の展示会は出展者数1,715社・団体、3,016小間(2021年11月1日現在)の規模になる予定。


  今年の第55回はコロナ禍での緊急事態宣言下での開催になり、入場制限など徹底的な防疫態勢を敷いての開催になった。横山会長は同展示会を「開催してもしなくても赤字になるなか、何としても開けるべきだとして開けた。来場者は前年の半分だったが、評判は非常によく、商談がゆっくりできた、とか、担当者から直接私にお礼の言葉や、来年は必ずやるのでしょうね、と念押しまで多くの人から受けた。55年史を作り結果も残せた」と振り返り、来年の第56回については「アフターコロナ、ウィズコロナを含め、今までと似て非なる状況を一刻も早く作りながらお客様のニーズと期待に沿いたい。こだわり、デリカの団体も思いは同じで、業界あげて、これまでにない新しい出発を56回目から始めたい」と決意を述べている。


  こだわりフェアを主催する田辺食品産業センター専務理事は新たに20社が参加するとし、「食品業界は厳しい状況が続いており、この展示会がにぎやかに開催できることを期待している」と述べた。


  三科デリカテッセン実行委員長は「11回となる弁当・惣菜大賞も4万2,000件近くの応募がきており、展示会中の試食も3日間、日別に違うメニューを企画している。全国から参加して頂きたい」と話している。


  なお、再来年の57回も幕張メッセで行う予定。

今週の目次




流通羅針盤

 バロー、デスティネーションストアと都市型生鮮業種店に注力


今週の業界トピックス

 いなげや 22年3月期第2四半期決算
 アクシアルリテイリング PB品開発と健康軸の商品政策で差別化を図る
 ローソン まちかど厨房8500店と冷凍食品2倍に拡充、顧客ニーズに対応
 AJS 北九州の「サンリブ」が新規加盟


今週の開店情報


SJ決算レポート CVS篇 2022年2月期第2四半期決算

 6社合計のチェーン全店売上高は3.1%増の5兆2,533億円
 大きく落ち込んだ前期から増収増益も、依然としてコロナ禍の影響続く


SJW新店レポート

 新MDに磨きをかけ、様々な新規サービス、商品に取り組む
  サミットストア 亀有駅北店
 鮮魚対面売場に人だかり。ライブ音声で、地魚を売り込む
  大阪屋ショップ 西泉店


深読み直球 (株)島田研究室 島田 陽介

 「ダレかに出会う」ことの重要さ


この食材 きほんの基本(21)|ごぼう

 多種多様な食物繊維で構成される健康野菜


食品マーケティング

 三菱食品、グランドフェアで近況&予測を提案
 ――眼で見る生・販の近況と見通し―― 


今週の大店立地法公示速報


交差点

 「へそ曲がり」の警告、現実に



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