大阪府松原市の「ライフセブンパーク天美(あまみ)店」で
感染力の高いオミクロン株が瞬く間に世界中で流行している。市中感染が心配される中で新年を迎えるが、夏以降の流通業界はオーケーによる関西スーパーの争奪戦が話題の中心になった。最高裁が「H2Oとの経営統合を認める」ことで終結したが、他社に目を転じると、今年も着実に出店を重ねたのが、ライフだった=表紙写真。 近畿圏で160店舗もあるが、大型のSC内に出店するのも、日頃は競合するセブン&アイ・ホールディングス関連の商業施設に入るのも初めてだ。それだけに、社内は燃え、店内は惣菜と生鮮3部門がそれぞれコラボした商品づくりを試み、珍しいアイテムを揃えるなど、チャレンジに満ちた売場が実現した。
◇…去年は、9月に関西進出を果たした「ロピア」が話題をさらったが、今年も11月に京都に進出、1年余で7店舗の出店を実現した。HCや既存のSCなどへの出店は、牛肉の品質にうるさく、価格に厳しい関西人の心をとらえた。
◇…新年からは、オーケーの出方が注目される。何しろ、臨時株主総会は僅差の勝負だったし、3カ月半に及ぶマスコミ報道で、これまで関西では無名だった「オーケー」の社名が、万人に周知される効果もあった。
◇…オーケーの二宮涼太郎社長は「今回の件で、関西のお客様からも出店してほしいというメッセージをいただいている」と進出に意欲を燃やす。関西の2府4県は新しモノ好きで、何でも「いじってみる」野次馬的な背景があるから、大いに期待して良い。
◇…イオングループでは、マックスバリュ西日本とフジの経営統合が現実のものとなる。気になるのは、H2O傘下のイズミヤ、阪急オアシスと経営統合する関西スーパーマーケットが、これまでの地力をどう発揮できるかだ。(P12~14に、関西スーパーを取り巻く「最新情勢」をレポート)
危機に立つ店内飲食業、テイクアウトに活路を求める
和光市駅周辺 埼玉県|和光市
オーナー店から承継し数々の新規MD、サービスに取り組むミニSM
サンシャイン クロバ
惣菜売場を拡大。生鮮で売上構成比50%以上を目指す
エコス TAIRAYA 長岡店
行き届いた従業員教育バネに、イズミヤ、阪急オアシスを盛り立てて
ローソン×三菱商事
国内最大級オフサイトPPAによる再エネをローソン店舗へ供給
イオンリテール
22年節分、イオン史上過去最高額1万円越えの恵方巻を発売
平和堂
【訃報】平和堂会長、夏原平和氏死去
セブン‐イレブン×柿安本店
牛しぐれ煮の老舗名店「柿安本店」監修4品を期間限定で発売
東洋水産 チルド麺~具材類価格改定
ポカリスエットなど主要3ブランド好調
ボディメンテ、エクエルなど育成3ブランドも堅調で増収増益
Norte Carta [秋田しょっつる仕立てしいたけタプナード]
オイル漬け専門店がおくる秋田県産食材を使った一品
売れ続けるデリ、惣菜?
Copyright (C) Store Japan co. All Rights Reserved.