カスミの新業態店舗「BLANDE(ブランデ)つくば並木店」が1月28日(金)にオープンした。“ブランデ”はデンマーク語で“交ざる”という意味があり、人、食、生活、文化が商品・サービスを通じて交ざり合う新しいスーパーマーケットのカタチとして展開する。
新業態店が誕生した背景について、カスミではこれまでフードスクエア、フードマーケット、フードオフストッカーの3業態で展開。フードスクエア業態を品ぞろえや品質を高め、いわゆるエリアの旗艦店、差別化業態として展開してきたが、近年の新店はほぼフードスクエア業態となっており、旗艦店としてあるべき姿がスタンダードなものになっていた。
そこで昨年春より、新たなものを追求、新たな価値を提供するために新業態の開発に着手。
商品とサービスの提供は変わらず、そこにどんな価値をプラスしていくか、ニューノーマルの中で変わる商品の売り方、商品の在り方も考え抜いて新業態1号店が完成した。
オープン会見でカスミ山本慎一郎社長は「当社は今年で61周年。今年のテーマは“変わろう”であり、これまで60年やってきたスーパーを新しい形に変化させていく。変化の集大成がBLANDE。もっとも代表的な部分は従業員の働き方を変えた。そしてMDでは部門間の壁をなくし、店全体でお客様にどう対応するかを主眼においている。そして1号店ではドラッグとの融合。SMは未病の健康に対して食で提供できるが、すでに病気にかかっている人などの健康には何もできない。そこに対して何かできないかと考え、ウエルシアさんに一緒にこういう店を作りませんか、と話を持ち込んで始まった」とBLANDE1号店の出店経緯を説明。
ドラッグストアとの融合、部門オペレーションの改革、新たなPBの導入、MDの一新などBLANDEつくば並木店はこれまでのカスミの店舗から大きな変化を遂げた店舗だ(4頁からの新店レポートに詳細を記載)。
2月17日に開店したBLANDE研究学園店は食に特化した店舗として展開されており、“BLANDE”業態は今後も立地や条件などに合わせて、売場を変えていくとしている。
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BLANDE つくば並木店
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