(平和堂ビバホーム一宮店の青果売場。頭上のサイネージに注目=3月1日、愛知県一宮市で)
「2月は逃げる」のことわざ通り、早や3月がスタートした。ロシアのウクライナ侵攻は、市民生活に直接響くガソリン代を高止まりさせ、食料品の値上げラッシュも続いている。より感染力が強く重症化率の高いとされるオミクロン株の亜種「BA.2」の市中感染も確認され、5歳以上11歳未満の子どもたちへのワクチン接種も始まった。
1年ばかり出店のなかった平和堂は、65周年の創業日の3月1日、愛知県一宮市内に「平和堂ビバホーム一宮店」を新規出店した。同じ日、兵庫県ではオーケーによる買収騒動が一件落着した関西スーパーも伊丹市の「鴻池(こうのいけ)店」を新体制下で初めて、全面改装オープンした。
◇…平和堂はJR尾張一宮駅から東に1.2km、交通アクセスのいい、市内中心部へのスーパービバホーム一宮店内への出店だ。720坪で営業するスーパーマーケットは「新鮮、安心、便利」をキーワードに売場を構成、地元商品も豊富に揃えた。
◇…店舗説明会に出席した平和堂の平松正嗣社長は「健康を主なキーワードに、売場を構成し、東海地区での出店を進める」と新年度の意気込みを語った。
◇…一方、昨年8月以来、首都圏のディスカウントスーパー「オーケー」による買収騒動に揺れた関西スーパーマーケットは、2月には関西フードマーケットの食品スーパー事業の一角を担う存在として再スタートした。
◇…関西スーパーの鴻池店は1968年(昭和43年)12月の開店。既に53年以上の歴史があるが、同社の発祥の地でもあり、地元の支持率は高い。市内在住の団塊世代の住民は、「関西スーパーあっての伊丹市」とイズミヤ、阪急オアシスも束ねる林克弘・関西フードマーケット社長らへ、熱いエールを送る。
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