レジゴーのカウンターに並ぶ若いお客(ダイエー豊洲店)
「開店したばかりなのに、レジゴーのカートを使用されるお客様が多いのには驚きました。近くのイオンスタイル有明ガーデンで慣れているお客様が多いためかもしれないが・・」と語るのはダイエー豊洲店の草間和義店長。
ダイエー豊洲店は4月1日、地下鉄有楽町線とゆりかもめが乗り入れる豊洲駅から徒歩5分ほどに開店した。豊洲駅周辺は高層マンションが林立し、いかにもウォーターフロントで開発の進む新興エリアという趣だ。ダイエーの1km商圏には2万2千世帯が住んでいて、30歳~40歳で40%、子供の20%を入れると60%にもなるミレニアル世代を中心としたマーケットだ。
開店時の店内もそうした世代の客が多く、店内に入ったらすぐカートにスマホをセットして、買い物する姿が目立った。イオンが進めるレジゴーだ。
レジゴーは入り口で貸与するスマホをカートにセットして、スマホで商品のバーコードをお客がスキャンして登録、精算機で支払いコードをスキャンして会計する仕組み。
ダイエー豊洲店では生鮮のパック商品を含めほぼ全商品にバーコードが付されていてセルフスキャニングし易くなっている。
青果のばら売りでも大型の電子棚札内のバーコード表示を読み取れば良い。グロサリーなどでも電子棚札内のバーコードを読み取ってもよく、商品を手に持ってバーコードを探す手間も省ける。セルフスキャニングのストレスがかなり緩和されている。
レジゴーの利用率について、草間店長は「2割が目標」と話していたが、開店数日の実績では2割を達成。ダイエーのレジゴー設置店8店の中では最高の利用率だ。
ダイエーではその要因を「若い年代層が多いこと、近くに利用率の高いイオンスタイル有明ガーデンがあり、認知度が高いため」と分析している。若い世代を中心にスマホレジは普及しそうだ。
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