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No.1171-2022/05/02

イオンタウン旭、2000m²の「おひさまテラス」を開業

千葉県旭市と連携し、多世代交流施設を運営


No.1171号

子どもから老人まで交流する施設に


  イオンタウンは4月23日、千葉県旭市にオープンした「イオンタウン旭」で、旭市が設置した多世代交流施設「おひさまテラス」の指定管理者として運営を開始している。


  イオンリテールが入る棟の2階の全フロア、2,000㎡を使用。非営利スペースとしては広い。中央は本などが読めるオープンスペースで、周りに、屋内公園、子どもの一時預り、クラフトルーム、ダンススタジオ、キッチンスタジオ、ミュージックスタジオ、コーワーキングスペース、ミーティングルーム、カフェレストランなどの施設が備えられている。6,000冊ものライブラリーも。


  同SCは、「生涯活躍のまち・みらいあさひ」をコンセプトに旭市が官民連携して進めるまちづくりの一環で、商業機能を担っている。


  「おひさまテラス」はイオンタウンが旭市から管理委託料を得て運営。同社では担当従業員の他、コーディネイター、書籍、クラフト、子供一時預り、カフェレストランなど7社の協力を得て運営する。


  イオンタウンでは2020年11月に開業したイオンタウンふじみ野で、同様の施設「コトコト」を先行運営しているが、今回のように大々的に行うのは初めて。その狙いについて同社加藤久誠社長は、


  「プレオープン3日間の動向をみていると、日ごとにお子様が増えてきて、今の閉館時間ではもう終わり?という声がでるほど。屋内で遊べる場所をという市民の声を元に造ったという経緯もあり、お客様のニーズはかなり高い。来年、隣に老人ホームができる。楽天堂、シニアの人たちと連携しながらシニアの持っているノウハウを次の世代に伝承するようなシェアキッチンとかで、お年寄りと子供が接する多世代交流を進めていきたい。


  ビジネス的には、これにより年間8万人の集客が見込めること、当社のコンセプトである地域密着が図れることが狙い。


  少子高齢化を含めて同じような悩みが各自治体にあるので、是非ここが成功事例となって各自治体からお声掛けを頂ければと思う」と話している。


今週の目次




流通羅針盤

イオン岡田会長、値上げは身を切る努力の後にすべき


今週の業界トピックス

ローソン
 21年度増収増益、グループ会社の利益改善が寄与
ファミリーマート
 21年度、積極攻勢でライバルを上回る既存店日商伸長率を達成
マックスバリュ東海
 作道氏が社長昇格、神尾氏は会長に
マックスバリュ東海
 コロナ下の内食需要増は落ち着くが、着実に成長


メーカー トピックス

東洋水産 カップ入り即席麺「縦型ビック沖縄そば」新発売


マンパワーの育成戦力化とマンアワー確保の処方箋・110

― 生産年齢人口(働く人)激減の諸施策 ― 小澤 信夫


SJW新店レポート

「GO GREEN2022」の取り組みと最新MDを詰め込んだ旗艦店
 サミットストア 世田谷船橋店
「時短の買い物」と「時間消費」を両立、2つの「時間価値」を提供
 イオンスタイル上飯田/そよら上飯田


チェーンストア・コンビニの3月度販売概況

まん延防止等重点措置が解除も、内食需要は継続
客数は減少傾向も値上げなど客単価増が全体を押し上げる


ニュートラシューティカルズ関連事業|大塚製薬

ポカリスエット含む主要3ブランド好調
SOYJOYプラントベース、カロリーメイトブロック バニラ味が登場


今週の大店立地法公示速報


交差点

イオンの姿勢に共鳴、多額の募金集まる



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