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No.1175-2022/06/06

イオン、ニュージーランド産天然みなみまぐろを生のまま空輸


No.1175号

季節真逆、脂ののった“旬”の天然みなみまぐろ


  イオンリテールは5月27日より、関東地区のイオン、イオンスタイル120店舗の店頭とネットスーパー拠点89店舗にて、水揚げから一度も凍らせずに空輸した「ニュージーランド産、天然生みなみまぐろ」を販売している。


  「フレッシュで、旬の産品を消費者に届けたいとの想いから、ニュージーランドで水揚げされた生みなみまぐろの販売を決めた。ニュージーランド政府の力を借りることで、イオンとして初めて生のみなみまぐろを売ることが、出来た」(松本金蔵水産商品部長)。


  フレッシュ水産物を空輸するのは「大西洋産 生本まぐろ」、「アイスランド産 生からふとししゃも」に次ぐ3例目。イオンとしては、生のみなみまぐろの食感と脂の甘みを消費者にしっかり伝えることによって、旬の美味しさをアピールする狙いがある。大西洋の本まぐろと比較しても、お値打ち価格になっており、この時期はニュージーランドの生のみなみまぐろが多くの支持を集めると見込んでいる。


  ニュージーランドのみなみまぐろは脂が甘いところに特長がある。北半球と南半球では季節が真逆であり、今が旬に時期に当る。22年5月27日~8月上旬(毎週金曜~日曜)、赤身刺身用100g当り645円(税込)、中とろ刺身用100g当り861円(同)、大とろ刺身用100g当り1,058円(同)などを販売する。


  「生のみなみまぐろは、日本の消費者に感動を届けられると思っている。ニュージーランドの食材はトレサビリティも含めて品質を意識した上質のものを生産しており、安全・安心に食することが出来るので、積極的に購入して頂きたい」(ニュージーランド政府 クレイグ・ぺティグルー商務参事官)。


今週の目次




流通羅針盤

新規プラスチック容器の使用を抑制する動きを注視


今週の業界トピックス

マルエツ
 窯焼ピッツア、鮮魚寿司を積極導入し成果
オイシックス・ラ・大地
 食の分野でも注目されるアップリサイクルマーケット
ファミリーマート×凸版印刷
 都内2400店舗で処方薬の受け取りサービス


メーカー トピックス

東洋水産 正麺カップ&チルド麺5月~6月新発売
国分グループ本社 リモートマネキンレンタルサービスを関東甲信越に拡大


今週の開店情報


マンパワーの育成戦力化とマンアワー確保の処方箋・112

― 生産年齢人口(働く人)激減の諸施策 ― 小澤 信夫


SJW新店レポート

ドミナントエリアに出店。ヤング層をターゲットに商品力、提案力強化
 ヤオコー 大宮櫛引店
大型病院に隣接するヘルス&ウエルネス特化型店舗
 イオンスタイル 旭中央


チェーンストア・コンビニの4月度販売概況

3年ぶりに制限のない4月
内食需要落ち着きSM苦戦もSCは好調


今週の大店立地法公示速報


交差点

電気料金高騰で冷ケース照明中止も



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