No.1176－2022/06/13
パナソニックの「スマートタウン」に「健康、サスティナブル、多世代共生」の新型店舗
（大阪府吹田市「阪急オアシス吹田SST店」）
パナソニックホールディングス（HD）の子会社が主体となって大阪府吹田市の同社工場跡地、約23,000㎡の敷地に国内初の施設内の電力を全て再生可能エネルギーでまかなう「スマートタウン」が4月29日にオープンした。JR京都線（東海道本線）の岸辺駅北口から徒歩10数分のところにあり、「Suita サスティナブル・スマートタウン（Suita SST）」と名付けられた。
ファミリーやシニア向けの分譲マンションなど362戸が集積するほか、4階建ての複合商業施設「オアシスタウン吹田SST」が敷地内に建設され、核店舗に「阪急オアシス吹田SST店」が入居した。これまでの「高質食品専門館」とは一味違い、楽しみながら健康と学びに出会える「健康、サスティナブル、多世代共生」をコンセプトにする店舗だ。
新しい街の“本格稼働”は間近
◇…神奈川県藤沢市、横浜市に次ぐ国内で3カ所目の「スマートタウン」では、阪急オアシスが展開する他のSCとは少し違ったテナント構成になっている。1階は食料品とドラッグストア、2階は家電がキーテナントで、スポーツやボルダリングジム・ゴルフスクール・子供体操クラブなど健康増進をサポートする施設が多く、医療モールもある。
◇…1階の核店舗「阪急オアシス吹田SST店」は、450坪の売場面積全体に「健康」に関する情報と関連食材が集まっている。イートインやイベントを開催できるスペースも広く取っており、健康関連や各テナントと連携して地域コミュニティ促進につながる催しを定期的に実施できる。
◇…コロナ禍で、中止や先送りになった様々な「イベント」が復活し、「JR大阪駅へ4駅、11分」と、新築マンションに掲げられた看板にあるように、アクセスの良さが弾みになり入居が進めば、新しい街の“本格稼働”は間近だ。
今週の目次
SJW新店レポート
「健康、サスティナブル、多世代共生」を明確に打ち出す食品売場
阪急オアシス吹田SST店／オアシスタウン吹田SST
自社のDIY専門店をSMに業態変更した最新店舗
西友 深沢目黒通り店今週の業界トピックス
日本チェーンストア協会
価格問題、製配販が一体となった取り組み必要
カスミ
セルフレジの積極導入などで人件費比率下がる
サミット
前期微減収減益。期初目標は達成
アクシアルリテイリンング
前期、巣篭もり特需の反動減を最小限に、増収減益
西友／楽天
つくば市で1,000世帯対象に自動配送サービス開始、最短30分で
平和堂
夏原氏「お別れの会」
ライフ
創業者・清水信次氏、取締役を退任今週の開店情報
企業動向
日本アクセス、前期決算、SMなど好調で増収増益（上）
食品卸ナンバーワンに、19年度比でも増収増益にこの食材 きほんの基本㉗｜ホタテ
日本が誇る「美味い貝柱」は調理法も様々
食品マーケティング
日清ウェルナ、冷食へ「大盛り生パスタ」増強
＊簡便、健康、本格味の追求でグレードアップ目指す
三菱食品 「食べるをかえる からだシフト」蛋白食品へ2品発売今週の大店立地法公示速報
交差点
無印、団地の活性化に一役
Copyright (C) Store Japan co. All Rights Reserved.