東京都江東区のウォーターフロントは高層マンションが次々に建設され、若い人々が移り住んでいる。中でも18年10月に豊洲市場が開業した豊洲地区は40年までには人口が約15%増加すると見込まれており、スーパーマーケットの進出も盛んだ。20年5月には住友不動産ショッピングシティ有明ガーデンが開業しイオンスタイル有明ガーデンが開店、今年4月にはダイエー豊洲店が開店している。
先行して開業している文化堂豊洲店、あおき東京豊洲店、サカガミ豊洲店、イオン東雲店なども高い支持を集めており、いずれも繁盛している。
そして、この9月10日にライフ豊洲店が開店した。同店を中心に円を描くと、有明ガーデンを除いてこれらの店舗が半径700mの内にすっぽりと入ってしまう。高層マンションの住民と古くからの住民が混在する商圏。1人~2人の小人数世帯が6割を占める一方で、3人以上の子育てファミリー世帯も東京都で1位(江東区)とヤングファミリーが多い。そのためか、歩道は自転車専用通路が白線で仕切られていて、子供を乗せた自転車が行き交う。
ライフ豊洲店は東京メトロ有楽町線とゆりかもめ線の「豊洲駅」から晴海通りを晴海方面に歩いて5分ほどの通り沿いにある。その晴海通りのまっすぐ先にイオン東雲店の看板が見える。同店は地域一番店とみられ、東雲橋を挟んで両店は鎬を削る関係になりそうだ。
ライフは売場面積2,172㎡で年商31億円を見込む。惣菜売場では対面の鉄板で炒飯を焼き上げるなど鉄板メニューを拡充、冷食は同社最大の930品目を揃え、水産・畜産で冷凍バーベキュー商材をコーナー展開、オーガニックなどのコンセプトPB「BIO‐RAL」は384品目揃えるなど、同社の最新MDを集大成している。
「ライフらしさ宣言」で掲げる「新鮮」「おいしい」「ワクワク」が感じられる注目店舗だ。(次号で新店レポートを掲載)
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