(広島県東広島市西条町の核店舗「ゆめマート西条」前で)
広島県の中央部にある東広島市西条に10月27日、オープンモール形式の「ゆめモール西条」がオープンし、核店舗に540坪の「ゆめマート西条」が入った。JR広島駅から山陽本線に乗り、9つ目の西条駅で下車。歩けば30分かかるが、30分ごとに出る市街地循環バスだと、2停留所目がモールの前で、南北に走る国道375線に面している。山陽自動車道や、国道2号線の中間に当たる好立地だ。
敷地面積は96,700㎡で「ゆめマート」を中心に、中国地方初出店の衣料雑貨店「ドットエスティ」などZ世代やミレニアル世代向けの23のショップが顔を揃えた。近くに「ゆめタウン東広島」があるのに、新たにモールをオープンした理由とは?
◇…バス停の1つ目が「ゆめタウン東広島前」で、西に目をやると、1kmほど先に4階建ての堂々としたGMSの建物が見える。1階に1.4倍の面積があるSMも入っている。山西泰明・イズミ社長は、「密にならないオープン型の店舗という考えはコロナ前からあった。これから1年かけて、(テナントを)7店舗ほど増やす。ゆめタウンは年輩の人がメインだが、今度の店舗は、これからの世の中の中心になる世代の生活ニーズに合った形の店づくりをしていく。10年後を見据えたモールの1号店だ」と述べた。
◇…石元克典店長は「こだわりの野菜を揃え、この地域で弱い生魚に力を入れた。即食、時短、まとめ買いで若い世代のご来店を」と期待する。両方の店舗を見る田渕祐二・ゆめモール統括マネージャーは「好きなところに車を停めて、ショートタイムショッピングを楽しんでください。北隣の東広島消防局と11月から避難訓練など防災イベントも開催」と話した。安心・安全なオープンモールに、これ以上の助っ人はいない。
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