農産物直売所とAコープの一体化SM、全国41店に
JAファーマーズ高崎棟高の井田貴寿店長の地元愛は飛びぬけて強い。
井田店長はJAファーマーズ業態の1号店だった野田宿店を副店長として起ち上げ、その後一貫として同業態に関わる。高崎棟高店の前は20年6月に開店した高崎吉井店を軌道に乗せ、この10月に同店を開店した。「開店するので精一杯で、中身はこれから」(井田店長)と意気込む。
農産物直売所は、生産者350名くらい。今のところ、周辺部の生産者を中心に商品が集まっていて、地元がまだまだ少ない。近郊も大事にしながら、近場の生産者の開拓に力を入れる。
高崎はパスタの町、11月に開催された「キングオブパスタ」に出店したパスタ専門店の冷凍パスタなどを「キングオブパスタ」としてコーナー化。クラフトビールはもちろん、地酒も地元酒造に「棟高」のラベル付き清酒を作ってもらって同店だけで販売、メーカーブランド品より良く売れている。
焼肉のタレも地元の醤油メーカーに「醤油ベースの焼肉のタレ」を特注で製造してもらい、大量陳列。地元メーカーと共に新ジャンルを開拓する。
コロナ禍で客足が減った、前橋の居酒屋が始めたテイクアウトの焼肉弁当「リバーズミートDELI」をコーナー化して定番展開、人気を集めている。
プリンやデザートも井田店長が足を運んで地元メーカーを開拓、売り方を工夫し人気品になっている。
商品だけでなく、店頭のテラス風のテーブル、椅子も地元の家具メーカーに製造を依頼、木製でゆったりした作りで、業者からも展示替りにもなると喜ばれている。農産物直売所の天井から吊るされているバナーも地元染物屋によるもの、同社のタオルなども店で販売している。ダルマのディスプレーももちろん、地元業者の手による特注品だ。(次号の新店レポートで掲載予定)
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