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No.1208-2023/02/13

「イオンモール豊川」4月4日に開業

家族で一日中過ごせる空間を提供

愛知県豊川市白鳥町兎足(うたり)で


No.1208号

  イオンは6日、愛知県豊川市で建設している「イオンモール豊川」の開業日が4月4日に決まったと発表した。愛知県東南部の名鉄豊川線八幡駅からすぐの立地。2輪車を製造していたスズキ豊川工場跡地を開発したもので、東三河地域では最大の大型商業施設となり、地元の期待も高まっている。
  同モールの敷地面積は128,000㎡。地上3階建てで、延べ床面積113,000㎡に190店舗の専門店が入る。核店舗は「イオンスタイル新豊川」で、既存の「イオン豊川店」とは、子育て世帯を意識した商品やサービスで、すみ分ける。


モール東では、住宅開発の計画も


◇…全体概要説明会の前日、現地を訪れた。名古屋から名鉄名古屋本線で豊橋方面に特急で45分。国府(こう)駅で単線の豊川稲荷行きに乗り換えると、1駅で八幡駅に着く。駅前の豊川市民病院の裏に広がるのがモールだ。正に「駅前モール」だが、何と八幡駅は無人駅だった。鉄道の利用客は2割を見込むが、幸いモール開業に合わせて、名鉄が駅員を配置し、増便もするので、一安心。


◇…じっと建物を見詰めるシニアの男性に「もうすぐですね」と話を聞いた。「お彼岸頃かな?春休みに入るしね」。その見立ては少しずれたが、周辺の状況には詳しい。モールの東には大きな物流倉庫のような建物も。「人形屋さんじゃないですよ。香月堂(かげつどう)、バウムクーヘンの製造で有名ですね」。


◇…その前にも広大な土地がある。「日立のオーディオ関係の工場跡地ですが、大和ハウスさんが、これから住宅建設をするそうです」と教えてくれた。「はじめてを、はじめよう。」をコンセプトに、年間900万人の来場客を見込むが、「家族で一日中過ごせる空間」がモットーのモール。「子育て世代」からの期待も大きい。


今週の目次




SJW新店レポート

「オーガニックを日常に」をスローガンに
オーガニックの一般化進めるビオセボン
 ビオセボン 旗の台店/イオンタウン旗の台


SJW トップインタビュー

徹底したコスト削減と値頃で売っても利益の出る商品開発求められる
 一般社団法人日本スーパーマーケット協会 会長 川野 幸夫 氏


今週の業界トピックス

コスモス薬品
 EDLPが奏功し、増収増益。年間120店舗の高速出店継続
ローソン
 価格据え置きで内容量を47%増量した中食を4品ずつ3週に渡り投入
イトーヨーカ堂
 専用リターナブルボトルを配布し、家庭系廃食油回収の実証実験
   島田研究室 戦略提案「価格高騰期」のチェーン経営


今週の開店情報


マンパワーの育成戦力化とマンアワー確保の処方箋・128

― 生産年齢人口(働く人)激減の諸施策 ― 小澤 信夫


新たな価値創造を国分と|国分グループ本社

第57回SM・トレードショーでの新提案
「新たな価値創造」を地域密着・海外・
持続可能&共創圏のキーワードと共に提案


注目のこだわり商品|小川珈琲/山形屋商店

「小川珈琲店シリーズ」、
受け継がれる専門店の味わいそのままにパッケージ刷新
アレンジレシピも豊富。肉代替商品としても注目集める「仙台麸」


この食材 きほんの基本㉟|ほうれんそう

 健康的成分が豊富な緑黄色野菜の代表選手


企業動向

 味の素AGF、春季新商品


今週の大店立地法公示速報



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