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No.1215-2023/04/03

イオン「トップバリュ」全商品の50%、
約2,500品目を刷新。売上目標1兆円(前年比10%増)に

No.1215号

PBのブランドを3体系に再構築


  22年度はコロナ禍、諸物価の高騰、円安などの影響により節約志向が強まりNB品からPB品へのシフトが進んだ。イオンのPBではベストプライスが売上前年比114%と大きく伸長、グリーンアイ、メインストリームも4%、6%増、全体では9,000億円(前年比10%増)と堅調に推移した。


  同社では23年度はさらなる伸長を目指して、ブランド体系を見直し、新体系(グリーンアイ、メインストリーム、ベストプライス)に再構築する。この3の柱には各々タグラインを新設。グリーンアイは「もっと安心、もっとやさしく」、ナチュラル、オーガニックなど、自然に配慮、サステナブルに寄与する商品づくりを進める。


  メインストリーム(赤トップバリュ)は「さあ、ワクワクするほうへ!」、おいしさと食の楽しさや驚き、使い心地とカッコよさなど、今までにはない価値を提供する。


  ベストプライスはブランドロゴも刷新し、「今日も明日も、ほしい物」。NB品と同等以上の品質とプライスリーダーシップを引き続き売りとしていく。


  土谷美津子トップバリュ社長(イオン執行役副社長 商品担当兼務)は23年度の商品政策の骨子について語った。


  大きく3つのテーマに取組む。1つはインフレ下の価格政策。生活必需品のプライスリーダーシップを取っていく。グループのスケールメリットを生かした商品開発、調達を強化する。無駄を省く取組みをサプライチェーンと協議し、価格維持に努める。お客の信頼を裏切るステルス値上げやスペックダウンは行わない。


  2つ目は独自価値商品の創造。新しいニーズを取り込んだ新カテゴリーの商品を開発する。3つ目は環境・社会問題の解決に向けた取組みの促進。3Rの促進、オーガニック商品の拡大を図る。トップバリュの改革はまだ緒についたばかりだが、イオンの理念を商品で具現化するブラントとして、変化する顧客に対応していく考えだ。


今週の目次




流通羅針盤

 身を切る改革で食品物流に挑む大手SM4社トップの想い


今週の業界トピックス

 イオン
 PB「トップバリュ」、リブランディングで23年度売上1兆円達成へ
 ローソン
 チルド・定温商品の配送を全国で1日2回に変更(23年12月~)
 日本GLP
 国内最大級の全館冷凍冷蔵の物流施設「GLP神戸住吉浜」5月着工


メーカー&ベンダー トピックス

味の素AGF
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大塚製薬
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国分グループ本社
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今週の開店情報


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SJW新店レポート

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SMTS2023|国分グループ本社

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食品マーケティング

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マンパワーの育成戦力化とマンアワー確保の処方箋・131

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チェーンストア・コンビニの2月度販売概況

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