No.1218－2023/04/24
セントラルスクエアが大阪・門真の「ららぽーと」に出店
ライフ、東西で300店舗達成に花を添える
（大阪府門真市松生町の「ららぽーと門真」で）
三井不動産が4月17日、大阪府門真市のパナソニックのAV機器工場跡地にオープンした「ららぽーと門真」の1階に、ライフコーポレーションの「セントラルスクエアららぽーと門真店」が入居した。
昨年4月にオープンし、業界の「ストア・オブ・ザ・イヤー2023」で1位に輝いた「恵比寿ガーデンプレイス店」に続き、近畿圏のセントラルスクエアでは8年ぶりの新店となる。これでライフは1961年11月に大阪・豊中市に1号店を開店してから62年で近畿圏166店、首都圏134店の合計300店舗を達成し、快挙に花を添える出店となった。
話題性には事欠かない売場
◇…“日々のお買い物を、便利から、楽しいへ”をコンセプトに、ライフスタイルストアとして情報発信する「セントラルスクエア業態」は、2階にアウトレット店舗を複合で出した三井不動産の「お眼鏡」にかなった形の開店だった。
◇…売場面積は1,775㎡で、食品単体の出店では頃合いの面積だ。女性に大人気の「くだもの屋さんのジェラート」、生の原料にこだわった「さか菜亭の魚屋の揚げ物」、新しいビールの飲み方を提案する「ペットボトルビール」など、話題性には事欠かない。
◇…鮮魚売場では、他のセントラルスクエア店で好評の大型水槽に加え、貝やエビ用の水槽を導入、店内「活〆」を演出する。ローストビーフも対面販売し、クロワッサンもバラ売りする。「あれも、これも」と、バイヤーや、商品開発者の熱意がにじみ出る売場構成だ。
◇…「BIO‐RAL」は最大限の品揃えをする一方で、節約志向の「スマイルライフ」にも力を注ぐ。課題は競合店だ。大阪モノレールで1駅北には、イオンモール大日があり、ららぽーと門真の隣には今夏、コストコがオープンするからだ。（「交差点」に関連記事）
今週の目次
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