イオンタウン湖西新居に、マックスバリュ湖西新居店がオープン
(静岡県湖西市新居町で)
東海道新幹線の駅では熱海、三島、新富士、静岡、掛川、浜松と6駅もあり、東西155kmにも及ぶ静岡県。4月22日、浜名湖の西部、愛知県豊橋市に接する湖西市新居(こさいし・あらい)に「イオンタウン湖西新居」がオープンし、核店舗にマックスバリュ東海の「湖西新居店」が入った。 東海道本線の新居町駅を降りて南に10分ほど歩く。図書館があり、芝生が整備された新居文化公園を抜けると、イオンタウンが見える。フィットネスやダイソーなど14店舗のテナントのキーとなるマックスバリュ。「じもの」や「ちゃんとごはん」が、きっちり揃った売場面積450坪スタイルの文字通り「地域に根差した」スーパーだ。
◇…実は湖西市には、イオンタウンはもう1店舗ある。新居町駅の北東側にある「イオンタウン湖西」がそれだ。こちらはディスカウント業態の「ザ・ビッグ湖西店」が核で、「ホームプラザ ナフコ湖西店」も入居する。両店の直線距離は2.6kmしか離れていないが、東海道本線と新幹線の線路で分断されているので、商圏的には「すみ分け」できている。
◇…イオンタウンの駐車場を抜けた東には、ケバブなどを売るキッチンカーが2台あり、サイクリングの盛んな地域なので「バイシクルピット」と呼ばれる休憩スペースが設けられ、公園とつながっている。こういう試みはNSC業態では、他に例がない。
◇…周辺は、比較的大家族が多く、マックスバリュではスイカの1個売りや、トマトの箱売りが良く売れた。即食対応で、デリカを強化しているが、パートさん70人は全員、現地採用で、スーパーの経験がない人をメインに採用した。「地域に根差したスーパーを、新居町の歴史を一からつくる」と力強く語る長倉店長。(巻末の「交差点」に関連記事。後日、イオンタウン湖西新居とマックスバリュ湖西新居店の新店レポートを掲載する予定)
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