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No.1220-2023/05/15

アフターコロナ期に入り、海外商品調達業務も本格化

CGCも創業の原点に帰り、商談会で直輸入再開をアピール


No.1220号

若手8名で輸入品チャレンジチーム


  シジシージャパンは4月19日(水)・20日(木)、東京ビッグサイトで「2023CGC合同商談会」を開催。加盟企業から前年比140%の3,578人が参加、取引先を含めた総来場者数は6,894人と昨年比で1,874人増えた。会場はコロナ前を思わせるような盛況ぶりだった。


  特に、同社はコロナ禍で控えていた海外出張を昨年8月から一部で再開し、今年に入って、中堅若手社員8名による「輸入品チャレンジチーム」を組織、本格的に直輸入を再開している。


  シジシージャパンは1973年10月に三徳の貿易部から分社化して、都内のSM10社で輸入品調達組織として旗揚げしている。元来、直輸入を目的にしていた組織。「今年50周年を迎えるのを機に原点に帰って海外からの直輸入を本格的に再開することになった」(同社)もので、シアトル、上海、バンコク、パリの駐在員と連携、同チームでは海外の展示会や、産地、メーカーなどを訪問。探し出してきた商品を毎月の会議で提案しているが、第1四半期ではトータルで36品を開発、トップ会で3名が登壇してプレゼン、会場から大きな拍手が起こったという。


  今回の展示会ではイタリア産グラナ・パダーノチーズ、スペイン産アーモンドミルク・オーツミルクなど15品目を展示。来場した加盟社からは「商談会でも輸入品の展示が抜群に良い、我々も売る気になった、どんどんやって欲しい、という声を頂いている」と言い、初年度100品目の開発目標を掲げている。


  CGCグループは4月にアークスグループのオータニ(栃木県)が加盟、207社、4,416店、総年商5兆179億円と5兆円を突破、このボリュームで直輸入にも弾みをつける意気込みだ。


今週の目次




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