No.1231－2023/07/31
イオン京橋店跡に ふらっと寄れる都会のオアシス「FURALI KYOBASHI（フラリ キョウバシ）」グランドオープン
（大阪市都島区片町2で）
イオンモールは7月20日、JR大阪環状線京橋駅西側の「イオン京橋店」（ダイエー京橋店）跡地に、再開発までの暫定利用施設として「FURALI KYOBASHI」をグランドオープンした。広さは14,800㎡。13,000㎡の阪神甲子園球場のグラウンドより、やや広い。
ホルモン焼きの屋台やケバブを売るキッチンカーなど約20店舗が出揃った。噴水広場で遊ぶ子どもたち、家族連れ、カップル、仕事帰りのサラリーマンなど、「ふらっと立ち寄った」人々が日中から夜まで、都会のオアシスで思い思いの時を過ごしている。
コロナでむしばまれた3年だったが、この土地が最終どんな形になるのか楽しみだ。また、たどって来た歴史にも目を向けてみたい。
終戦前日、最後の「大阪大空襲」
◇…グランドオープンに先立って開催された「FURALI KYOBASHI」メディア取材会で、イオンモールの近畿・北陸開発部長の山岸努氏は「Next Scene、Next to Youをコンセプトに、20店舗に及ぶ飲食ゾーンや8,500㎡のイベント広場の提供、移動販売車や出店場所の貸し出しという新規事業『パレードマーケット』の実証実験をしたい」と語った。
◇…この土地は元々、近畿車輌の工場だった。焼け野原になった戦後はバラック造りの飲食店やなどが多く建てられ、にぎわった。大阪万博の年に売却され、翌1971年（昭和46年）11月、ダイエー京橋店が開業。街は一気によみがえった。イオン京橋店に受け継がれた後、2019年に老朽化で閉店となった。
◇…終戦から78年。1945年8月14日、大阪はB29機による最後の大空襲を受け、今の大阪城公園にあった大阪陸軍造兵廠が集中攻撃された。北東部の国鉄京橋駅周辺にも流れ弾の1トン爆弾が4発落下し、駅にいた乗客などに直撃し、多くの命が奪われたことも忘れてはならない。
今週の目次
流通羅針盤
使うこと以外にも目的がある富裕層の高額品消費が堅調
今週の業界トピックス
クスリのアオキ
23年5月期、生鮮の拡充と調剤併設率向上で大幅増収増益
ベイシア
品質と価格にこだわったPB「ベイシアプレミアム」第3弾発売
オーケー
前期決算、営業収益5,534億円、経費率増え減益にメーカー＆ベンダー トピックス
マルハニチロ
ジャパンフードセレクション、グランプリ＆金賞受賞
東洋水産
定番“マルちゃん焼そば”がカップ入り即席麺で登場
大塚製薬
環境省と熱中症対策の推進に関する連携協定締結SJW改装店レポート
青果がけん引役に。地味だけど「きっちり」の旗艦店。1,000億円目前
スーパーマルハチ 明石店新たな価値創造を国分と｜国分グループ本社
共に創る、食の未来。サステナブル、Z世代、健康、
などテーマに企画・開発商品を提案注目のこだわり商品
アルテヴィータ 「キプロスの宝」ハルミチーズ
小川珈琲 「京都 西京極 小川珈琲店シリーズ」
ビバレ・ジャパン 「ほおばるような桃Pet」
山形屋商店 宮城県の伝統食材「仙台麸」今週の大店立地法公示速報
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