暮らしのテーマパーク、西日本の旗艦店に
(大阪市北区大深町3‐1)
良品計画が運営する「無印良品グランフロント大阪」がリニューアルし、9月8日グランドオープンした。場所は大阪・梅田のど真ん中。JR大阪駅の北側に隣接する「グランフロント大阪」北館の2階から4階までの3フロア構成で、売場面積は改装前の2倍、1,578坪。無印良品の最新の商品とサービスが揃い、秋にリニューアルオープンする東の旗艦店・銀座より先にお目見えした。西日本の旗艦店の役割を果たす。
◇…6日の内覧会では、堂前宣夫社長も出席。「誰から見てもちょうど良くて気持ちがいい、そういう社会を実現することに貢献したい。あらゆる人の日常生活の基本を支えるような商品とか、サービスを提供していく。我々が触媒となって、全国各地の食品スーパーと売場づくりを進める。小物だけではなく、住空間にも力を注ぎたい」とした。
◇…坂本克也店長の案内で「みんなのライフパーク」がコンセプトの広い館内を見て回った。「感じ良い暮らしと社会を実現するには、どういう店にすればいいのかを伝えていきたいと、この店を考えた」そうだ。
◇…以前は4階だけが売場だったが、今回のリニューアルで2~3階が加わった。「無印良品」のすべてが揃い、それがちゃんと見え、10年後の住まい、100年後のくらしはどうなっているかが分かる売場になっている。そのためにも、店舗が最大のメディアになっていないといけない」と坂本店長。
◇…フィッティングルーム近くにレジを置き、お客を歩かせない。外光を採り入れ、遮光の具合や、本物の色合いが試せるようにしたカーテン売場。ヘアケアと洗剤は量り売りで、ムダなことはしないなど、売場の細かな工夫は多岐にわたる。4階では8モデルある住空間に圧倒される。 *巻末のコラム「交差点」でも、関連記事を掲載
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