18年前は、郵政改革の「小泉劇場」で熱気
(兵庫県尼崎市の「尼崎三番街」で)
アメリカに17年周期で羽化するセミがいる。「それと同じように」と言ったらファンに叱られるが、阪神タイガースの岡田監督が口にした「アレ」が18年ぶりに、現実になった。
17日の日曜日、日本一早いマジックナンバーを掲げる兵庫県尼崎市の「尼崎三番街商店街」では、早くも次のてっぺんを目指す、優勝祈願の幕が垂らされていた。六甲おろしが流れる中で、大勢の人たちが記念セールに訪れている。
文字通りトラキチが集まる阪神杭瀬駅に近い居酒屋「寅吉」では、優勝前から多くの取材が入り、この日もテレビに出るとかで、準備に大わらわだった。
◇…872億円の経済効果があるというリーグ優勝関連。一番ごった返してしていたのは、大阪・梅田の「阪神百貨店梅田本店」で、混雑はハンパではない。目玉は大半が「完売」だが、そんなことは関係なし。同じH2Oグループでも阪急百貨店は「敬老の日」の売り出しがメインで、温度差を感じた。スーパーは、傘下の阪急オアシス、関西スーパーマーケット、イズミヤとも、優勝直後の福袋セール以外は、地味な扱いだった。
◇…ところで、阪神が前回優勝した2005年(平成18年)は、JR福知山脱線事故があった年で、政治の世界では小泉首相が「郵政解散」し、大勝を収めた。地球温暖化が叫ばれ、クールビズが推進された。新語・流行語大賞には「小泉劇場」が、今年の新語には愛知県で「愛・地球博」が開催されたことなどで「愛」が選ばれた。
◇…コロナ禍で4年近く、この18年間で世界における日本の相対的な地位が大きく下がり、経済回復も危うい。そんな中で、阪神のリーグ優勝は采配を振った岡田監督の功績が大きいが、スーパーの経営でも「18年間の功績」がテレビで紹介されていた。*巻末の「交差点」でも、関連記事を掲載
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