No.1244－2023/11/13
全国初の完全ウォークスルー店舗「CATCH＆GO」がダイエーイオンフードスタイル横浜西口店内にオープン
レジを通さず商品を手に取って出るだけで決済完了
最短10秒で買い物が終了
ダイエーとNTTデータは専用アプリをインストールしたスマホを入口ゲートにかざすだけで、レジもなく、バーコードスキャンも必要なく、商品を手に取ってゲートを出るだけで決済される完全ウォークスルー店舗を、イオンフードスタイル横浜西口店に併設して10月27日（金）オープンした。
店舗はダイエー店舗の一画にあって、毎日2万人が通る道路に面し、朝の通勤客、昼のランチタイム時の利用が見込める立地。飲料、菓子、弁当、惣菜などダイエー元売場で扱っている400SKUを揃える。最短10秒で買い物ができ、「コンビニのような品揃えで価格はスーパー並み。圧倒的な利便性を感じていただき、お客様に新しい買い物体験をしてもらいたい」とNTTデータと共にシステム開発に携わる山内洋ダイエーリテールビジネス改革本部ICT企画部部長は話している。
売場面積は15坪。入口にゲートがあるだけであとは壁に沿って商品が並べられている。天井にカメラが35個設置されている。そのカメラで入口ゲートでスマホをかざすお客を捉え、その後の動きをフォロー。それと商品棚の重量センサーで購買する商品と購入者を紐づけ自動決済するという仕組み。
人の動きは顔ではなく、立体的に認識していると言い、商品棚から商品を取る時には骨格を見て識別している。商品は全て電子レンジのような専用機械を使って3Dで画像認識し、JANコードで商品マスターと紐づけて登録している。そのため、同じ商品でフレーバーが異なっていてもパッケージの色などで商品を識別できるという。
商品の開店時の品出し、補充、陳列の整理などのオペレーションは元売場のダイエーの従業員が一体管理している。
両社は2021年9月からNTTデータの豊洲センタービルで実験を行っていて、今回の本稼働にこぎつけた。豊洲では職域店舗ながら1日800名の実績があり、今回の新店では1日1000名の利用を見込む。 （8頁にカメラレポート）
今週の目次
流通羅針盤
GMS、衣料品を回復させ、総合小売業態の維持を狙う
今週の業界トピックス
首都圏SM物流研究会
東急ストア、いなげやなど4社が参加、10社に
PPIH
自社電子マネー・マジカに新機能「マジボイス」を導入
ベイシア
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東武ストア
「緊急値下げ宣言」第4弾、227品を最大40％値下げ
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青森県の佐藤長から事業譲渡を受けるメーカー トピックス
マルハニチロ
食品ロス削減推進表彰・消費者長官賞を受賞
大塚製薬
女性活躍推進優良企業として「えるぼし認定」3つ星を取得カメラレポート ｜CATCH＆GO
ダイエーイオンフードスタイル横浜西口店内にオープンしたウォークスルー店舗
SJW新店・改装店レポート
52年間営業していた店舗を建替えた新商業施設の核店舗として再開店
ピーコックストア自由が丘 デュ アオーネ店
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ビバシティ彦根／ビバシティ平和堂この食材 きほんの基本㊹｜さといも
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今週の大店立地法公示速報
交差点
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