No.1245－2023/11/20
買い物の中で「エコ＆サステナブル」を体感できる
イオン初の全館環境配慮型のSC「そよら浜松西伊場」
（静岡県浜松市中区）
イオンリテールは10月28日、静岡県浜松市中区に「そよら浜松西伊場（にしいば）」をオープンした。イオン初の全館環境配慮型の店舗で、「そよら」としては静岡県初出店となる。
一条工務店が開発する「一条タウン西伊場」内にあり、「日本たばこ産業（JT） 浜松工場」跡地を活用した浜松版スマートタウンだ。「イオンスタイル浜松西伊場」を核店舗に、ユニクロやダイソー、それにスターバックスなどの専門店が並ぶ。
JR東海道本線浜松駅から3kmばかり西の通称・雄踏（ゆうとう）街道沿いにある同ニュータウン。これから入居する30～40歳代のニューファミリー層や単身者に向けた新時代のSCだ。
ペットボトルの回収キャンペーン
◇…トータルの売場面積は6,300㎡。「日々の暮らしをより豊かに、学びあふれる持続可能な地域のコミュニティー拠点へ」がコンセプトで、タウン内の居住区や店舗屋上の太陽光発電で、エネルギーの「地産地消」を行うほか、海洋プラスチックごみのアップサイクルで作った買い物かごの展開や電子レシートの発行など、買い物の中で「エコ＆サステナブル」を体感できる。
◇…イオンリテールの井出武美社長は開店後の記者会見で、レジに関して「この店舗は、レジゴーの利用率が非常に高くて、生産性も上がっている。いかにレジ待ち時間を短くするか、様々な選択肢が考えられる。欧米の企業とも勉強させていただいたり、研究も重ねている」と明らかにした。
◇…佐藤大芽（たいが）店長は「地域のコミュニティーの場として、地域の方々を巻き込んだ、例えばペットボトルの回収キャンペーンなど、環境にまつわるイベントを考えている。来年5月の浜松まつりで、みこしの拠点にならないか、地元自治会と調整しているところだ」と語った。 ＊コラム「交差点」にも、関連記事を掲載。後日、（新店レポート）を予定
今週の目次
SJW新店レポート
ウォークスルー店舗併設し、若い客層の掘り起こし狙う
ダイエー イオンフードスタイル横浜西口店
初の都市型店舗オープン。今後の都市部出店戦略に向けた試金石
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ローソン 商品本部商品サポート部長 矢島 真人 氏SJ決算レポート GMS篇 2024年2月期第2四半期決算
5類移行による人流回復と値上げで回復傾向のGMS
イオンも10期ぶりに上期黒字化今週の業界トピックス
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― 生産年齢人口（働く人）激減の諸施策 ― 小澤 信夫
今週の大店立地法公示速報
交差点
「電子レシート」初めて見ました
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