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No.1253-2024/01/22

恵方巻、GMS、SM、百貨店は店頭販売強化

コンビニは予約販売に活路

(イトーヨーカ堂は予約で「有名店監修商品」販売)


No.1253号

  2月3日節分に恵方を向いて願い事をしながら、太巻寿司を無言で丸かぶりすると福を呼ぶといわれる恵方巻は国民的なイベントとして定着。最近は家族団らんの節分のパーティとして盛り上がりを見せている。


4年連続で前年越えの恵方巻


  恵方巻は江戸時代から関西で招福の催事として実施されていたのが起源とされている。今日のような国民的なイベントのきっかけは1989年広島市内のセブン-イレブンで行われた販促イベントのようだ。


  その後他のコンビニや食品スーパー、百貨店、寿司惣菜店などが続々参入して現在に至っている。2010年代にはコンビニ、SM、GMSなどが店頭での販売競争を展開したが、売れ残り品の廃棄ロスが社会問題となった。近年は気合と馬力で売るのではなく、POSデータやAIなどを用いた需要予測で販売数量を割り出し、ロスを少なくする手法が主流になっている。特にコンビニは加盟店への押し込み推奨は止め、自主性を重視する方向に切り替えている。


  イオンが総務省の家計調査から独自に割り出した調査によると23年2月3日の寿司市場規模は過去最大の約288億円となり、4年連続で前年を上回っている。今年の2月3日は曜日回りがよく土曜日に当たることから、百貨店、GMS、SMなどでは前年を上回ることが期待されている。


  昨今の消費の2極化に対応して、贅沢な素材をふんだんに使った極上太巻きを提供する、また、有名店監修した太巻寿司にも力を入れている。一方節約志向の高まりや少人数世帯への対応として、ハーフサイズや色んな種類が少しずつ食べられる手ごろ価格の商品も増やしている。イオンリテール、イトーヨーカ堂、ライフコーポレーション、ファミリーマートなどは2ケタ伸長を見込んでいる。予約販売(ネットや店頭)のウエイトが年々高まる傾向にある。


今週の目次




新春 トップ インタビュー

人と人とのつながりを大切にする“生きる糧を分ち合う”経営をより深堀する


今週の業界トピックス

クスリのアオキ
 地場SMのM&Aによる生鮮強化型フード&ドラッグへの改装が奏功し快進撃
イズミ
 大分の食品スーパー「サンライフ」を買収 手薄な大分を拡充


ベンダー トピックス

三菱食品 「旅したくなる」チューハイ 「日向夏サワー」を新発売


SJW新店レポート

連携深め地域密着に力をいれる都心立地SM
 ダイエー 四谷荒木町店


流通羅針盤

外食大手、業績回復・好調の要因は適宜、適切な価格政策


マンパワーの育成戦力化とマンアワー確保の処方箋・148

― 生産年齢人口(働く人)激減の諸施策 ― 小澤 信夫


2024年3月販促カレンダー


今週の大店立地法公示速報


交差点

トイレが詰まる「その先の話」



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